チラシのターゲットを決める時は詳細に

デザインを行う上で、よく「ターゲットを明確に」と言いますが、そのターゲットに関してはビックリするほど細かく設定しましょう。

※ひとくちにパンダと言っても、白黒反転している子もいます(笑)

 

ターゲットの想定方法

  • 男性か女性か
  • 年齢は何歳か
  • 既婚か未婚か
  • 子どもはいるか、何歳くらいの子どもか
  • どこに住んでいるか
  • どんな会社・学校に通っているか
  • どんな趣味を持っているか
  • どんな雑誌を読んでいるか
  • どんなテレビを観ているか
  • どんな音楽を聴いているか

ほか、思いつく限り具体的なことを想定してみます。特に雑誌や音楽は有効です。

 

なぜ具体化が必要なのか

例えば、写真を趣味にしている女性向け…という企画があったとします。

女子カメラを愛読する20代でCanonのミラーレスカメラM5で街中の可愛いものを撮ってる方と、40代旅行好き主婦でフォトコンを愛読しCanonの中級機 EOS 7Dで素敵な風景撮影をメインにしている方と、60代で夫婦で公園で野鳥を撮るCanonの上級機EOS 5Dのユーザーでアサヒカメラを愛読している方とでは、アプローチの方法は全く異なります。

例えば、料理をする主婦向け…という企画があったとします。

新婚で子どもはいないけど実績が少ないため「料理がうまくなりたい」と向上心の高い方と、結婚10年目で子どもが2人バタバタしているので「いかに手抜きしながら美味しく作りたいか」を探っている方と、結婚25年目で子どもも独立し夫婦2人で「マンネリ化した食事をなんとかしたい」と思っている方とでは、やはり方向性が違うものです。

 

具体的なモデルを作るメリット

よりターゲットをここまで具体的にハッキリさせるメリットは、企画の途中で内容やコピー、デザインのテイストがブレそうになった時、具体的にした人物がどう思うかを確認することで、立ち返ることができるのです。

「旅行好きで撮影経験のある主婦向けの撮影会」に向けた企画と広告を進めるのに、どこか表現が初心者っぽくなりすぎたり、プロ向けの表現になったりしていないかを見直したりできるのです。読んでいる雑誌やライフスタイルを想定しておくことで、複数の企画制作に関わる人との共通認識もできます。

お客様にしっかり届いて集客につながる広告をご提案

チラシや広告の反応が気になる方へ

効果的なチラシのデザイン作成はもちろん、どのように配るのかまで考えながら、一緒に作り上げていきましょう。

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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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