名刺で使う文字の読みやすい大きさとは

名刺でもチラシでも、文字が小さいと読めません。そして、意外とそのような名刺が大半なのです。

それは私が老眼なのか、単なる疲れ目なのかわかりませんが、そのような状態でも読めることって大切ですよね。

※クマが大きくてミッフィーの存在感がありません

一般的に「読める」文字のサイズとは

文字の大きさを決める時は、まわりとのバランスや色、印刷やモニターの具合もあるので一概には言えません。ただ、一般的に「読める最小サイズ」と言われているのは

2mm以上=6pt以上=8級以上

と言われています。が、これはあくまでも読めるギリギリのサイズであって、読みやすさを考慮したらもう少し大きい文字にする必要があります。

モニターだとわかりにくいですが、これをプリントアウトすると実寸になるはずです。

ちなみに新聞の文字はタテ2.9mm×ヨコ3.7mmの横広(朝日新聞社サイトより)ですから、最小サイズよりも大きい上に変倍となっています。

フォント選びで同じサイズでも変わる見え方

同じサイズ・同じ字間の設定ですが、種類によって文字の大きさや読みやすさ、印象が大分ちがいますね。これに太細のバリエーションが加わると、更に見た目が変わります。

小さくしても読みやすいフォント、大きくしたら読みにくくなるフォント、Windowsに標準搭載されているフォントだけでも、どのフォントをどんな目的で使うのかが重要です。

異なるフォントとサイズをたくさん使うとゴチャゴチャして読みにくく、1種類だけだとメリハリがなく読みにくいものになります。

その加減を考えるのも、デザインの考え方のひとつなのです。

実際の名刺で使う文字のサイズとは

最近制作した、うさくま堂デザインの名刺です。

これでも文字が小さいほうなのですが…2mm以上のサイズを保っています。

金額だけは抜粋で「ないよりマシ」と入れたものですから、2mmを下回りましたが…。

より見せたいほうを太く・大きく扱います。例えば氏名と肩書き。肩書きを見せたいならば氏名は小さくなります。私は名前を優先させたので、このような文字の大きさでまとめています。連絡先と住所は同じサイズでもよいのですが、住所は自宅のため必須ではないけど掲載するものだから小さく、電話番号やメールアドレスは実際に連絡が欲しいから大きくなっています。

更に、ブログはアクセスが欲しいので、別枠で見せ方自体が異なります。

フォント選び…おもて面は細字の明朝体を大小で、裏面はゴシック体を中心に太字と細字を組み合わせてメリハリをつけています。


内容や色の使い方で異なるものの、うさくま堂で依頼された名刺は、大半がこのような文字バランスで組まれています。

参考になれば幸いです。

また、パワーポイントを用いて自分で作ってみる方は、こちらの動画も参考にしてください。

 



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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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