ロゴデザインはどう作り始めているのか?そのコツと参考事例

ロゴデザイン…なくてもこまらないもの、だけどあると嬉しいもの。

うさくま堂では、こんな感じで作っています。

※うさくま堂のロゴでシールを作ってみました(ほしい人いるかなw)

とにかくアイデアを出しまくる!あやこ まごころ診療所のロゴデザイン

ロゴに限ったことではないのですが、まずはアイデアを「もうだめだ」を通り過ぎるまで出してみることに限ります。そこから打ち合わせの上で形をしぼって整えます。

イメージの明確化や共通認識も大切で、クライアントのあやこ先生からの要望は次の5つです。

  • 安中市の花である梅をモチーフにしたい
  • よって、色はピンク。私もピンクが大好き
  • 親しみやすい感じ
  • 女医さんだな、って分かる感じ
  • 子供でも書けるようなタッチ

それに、お花に顔が描いてある先生からのイメージスケッチが添付してありました。

手を動かして頭を刺激していこう

落書きともとれるような…思いつくまま描いてみます。実際は5ページ以上何か描きました。無地のノートに筆ペンで描いてますが、この前段階はファストフードのトレイに敷いてある紙に鉛筆で描いたメモがありましたね。

思いついたものは、「これはちょっと…」というものでも、何でも描くのです。クライアントからの要望やイメージも考慮していますが、全く関係ないようなものでも思いついたら描いていきます。

頭で思っただけでは消えてしまいますが、何らかの形に描き出すことで想いを具体的にしていきます。

花だけではなく、花と何か…ハートだったりキャラクターの顔だったり、先生の似顔絵だったりします。

形に整いそうなものをセレクト

絵的に良い悪い…ではなく、クライアントの要望を満たせそうか、ロゴとしてバリエーションを成立させられそうか、これらを考慮しながらAdobe Illustratorで描き起こしていきます。

最初のデザイン案ですから、要望をきちんと満たしたもののほか、要望の一部しか満たしていないがロゴとしての見栄えがするもの、全くの別提案だが完成度が高いものを用意。

似顔絵…診療所にはスタッフもいるところ、どうなんだろう…とも思いましたが、クリニックの名前が先生のお名前ですし、地域の人に顔すらも覚えてもらえるであろうとの目論見です。

これも他にクライアントの意向にそった案を用意しているからこそ。

さらに要望を聞いてブラッシュアップ

たくさん出したアイデアの中で、一度は却下したものの先生からの修正を参考にすると近くなるイメージがないかを見直しながら、やりとりを重ねて整えていきます。色や形のバリエーションがあれば、それも整えます。

また、今回はクリニックですから、実際にダミーで診察券・名札・薬袋等をデザインし、確認しながら進めていきます。

なお、最初のデザイン案以降のやりとり詳細は、あやこ先生もブログで書いてくださっています。
起業家の想いをカタチにしたロゴマークが出来るまで

うさくま堂のロゴ…渾身のデザインはどうなのか?

ロゴを作るとなると、やはり想いをこめてていねいに作り込む…どのクライアントさんのデザインも、そう生み出しています。ですから、自分のロゴをデザインするにあたっては、一層その想いを明確に、しっかりと作っていきます。

しかし、まだロゴを用意していない段階で、急遽必要に迫られIllustrator立ち上げて10分ほど触ってできたのがこのロゴ…。

作り直そうと思いつつ結構評判いいので、このまま2年ほど経っちゃったのよ(笑)
うさくま堂は自宅なので看板はありませんが、シール作りました。近々表札でも作ろうかなと思案中です。


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