パラレルキャリアの名刺デザインのコツ

最近はパラレルキャリア:複数の仕事や活動を持つ人が増えていますね。

平日は会社員として仕事をこなし、休日はまた別の仕事や活動を持っている方です。

名刺は分けたほうがいいのか、まとめたほうがいいのか…そのサービス内容のほか、どのようなお客様なのかで判断してはいかがでしょうか?

 

分けたほうがいい場合

  1. 1つの仕事でも、サービスが多岐に渡って説明が難しい
  2. それぞれのサービス内容が相反する、または大きく異なる
  3. それぞれのサービスに対して核となるお客様が大きく異なる

特に3つ目の、メインターゲットが全く違う場合は、名刺は別に分けて作成し、話の流れや様子から必要と判断したら別事業の紹介につなげることをお勧めします。

例:東洋占星術×IT個人サポート

先日名刺のデザインを行いました、らいふくどう・ほうげつあきよし(寶月章喜)様の場合は、「東洋占星術×IT個人サポート」。メインの東洋占星術はIT企業での会社員としてのご経験も強みにされていらっしゃいますが、それとは別に個人でパソコン等のセッティングが分からない方をサポートするお仕事もされています。

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占いでも、特にビジネスマンのお仕事に関する相談を得意とされ、起業される方の屋号や会社名の判断や改名も行っています。顔写真もわかりやすく大きく配置し、相談に乗りやすく信頼を得られます。色は幸せになれそうな黄色系をベースで温かみをもたせ、男性が多いとのことで、作務衣と同じ紺色を組み合わせています。

 

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IT個人サポート。こちらはパソコンやITが苦手な個人の方を対象としているため、女性や年配の方がターゲットであると想定できます。シンプルに「何ができるのか」「いくらでできるのか」を明確に伝えることがキモとなるので、あまり細かい説明や顔写真等も使わず、情報だけをわかりやすくレイアウトしました。

基本的にターゲットはそれぞれ違う属性となりますので、いろいろと事業として展開していることをアピールするよりも、1枚の名刺で専門性を強調したほうが信頼感は得られます。

その中で、「起業の相談をしたけど、実はITが弱くて…」とか「パソコンはさっぱりなんでお願いしたけど、普段は神秘的なことに興味がある」といった方には、改めて別の名刺をお渡しすることで新たなお仕事につながるかもしれません。

 

分けなくてもいい場合

  1. その事業の内容が異なっても性質が似ているものである
  2. ターゲットとなるお客様が似たような属性である
  3. それぞれの事業の特徴がシンプルで分かりやすいものである

この場合は1枚にまとめて興味をもってくれる間口を広めることで、お客様獲得へとつながることがあります。

例:脱毛サロン×マヤ暦

うさくま堂を仙台で始めた頃からデザインを継続して依頼してくださっている、脱毛サロン・フルール 千葉様。お名前を改名し、脱毛サロンと合わせてマヤ暦を始めました。

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脱毛サロンの主なお客様は女性。男性もいらっしゃいますが、やはりメインで来られる方は女性が多いそうです。千葉様はマヤ暦を勉強され、それを本格的に伝える立場となりました。とはいえ、新たに営業活動をして…というよりは、サロンのお客様の中で占いに興味がある方を対象にすることが中心となるため、若干内容が煩雑にはなるものの相乗的な反響を期待しています。

もちろん、マヤ暦が縁でつながった方も、ムダ毛の悩みがあったり脱毛に興味があったり、またはそんな方が身近にいた時には、紹介につながるかもしれません。

自身の新たな活動を広くために、既存のお客様や仲間から始める時には有効です。

 

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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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