ママだからって「やりたいこと」を諦めない!…の罠
子どもが生まれたから、子育て中だから、お母さんだから…
やりたいことを諦める必要は1mmもありません。
ただ、そのように声高々に仰る女性に聞きたいことがありまして。それは、やりたいことのリストの中に「子育て」は含まれるのか、含まれないのか。
仕事でも趣味でも自分の生きがいを見出すことは素晴らしい
どんなことでもよいのですが、仕事であれ趣味であれ自分のために打ち込めるものがあるって、本当に素晴らしいことですよね。
目指していた仕事に打ち込む、好きなことに打ち込む、行きたい場所へはフットワークは軽く、会いたいと思うひとに出会い、学びたいことを学ぶ。
ひとつでも叶ったら幸せ。たくさん叶えば嬉しい。もし足かせがあれば解決すればいい。
時間がなければ予定を調整して作ればいいし、お金がなければ稼いで貯めればいい。家族の理解が必要ならば相談すればいい。
子育て中であるならば、誰かに頼ればいいんです。仕事をしたいなら保育園に入れますし、待機児童になるなら引っ越しも検討すればいい。
私が今更、あえて書かなくてもいいことですね。
大概のことは解決できるけど子育てはどうなんだろう
本気で「やりたいこと」に取り組もうと思うならば、実は大概のことは解決できます。時間もお金も。
ただ、家族や子育てに関しては、いろいろ思いは複雑です。
それは相手がいることだから。
未就学児であるならば、保育園に預けている間に仕事をしたり、幼稚園に預けている間に好きなことに集中したり。時間の制約はあるけど、子どもが大きくなって手がかからなくなったら、そもそも子どもが親をかまってくれません。
子育てから離れて時間を確保できたとしても、それでは足りない。大きくなるのは待てない。
もう、働かなくてはどうしようもない、生きていく手段である場合と、個人の欲求を満たすためだけの場合とでは異なるのですが、「やりたいこと」に子育ては含まれない人もいるようです。
子どもが母親と接したいと思う欲求はどうなるのか
母親であっても我慢することなく「やりたいことを実行する」それが叶う状況は素晴らしいのです。
では、子どもが母親と接したいという思い、一緒にいたいと願うことを奪うことが正しいのでしょうか。
仕事となれば社会的な責任もありますし、生活費を得るために必須のことでありますが、そんな中でさえ子どもと向き合う時間をないがしろにしていたら、後悔することは目に見えています。
これが仕事ではなく「やりたいこと」だとしたら、最近ではママだからこそ!プチ起業とか言われてますが…
ランチ会やお茶会やセミナーを開催したり、それらに参加しあったり、一定の仲間内だけでキラキラと楽しく過ごす時間と、子どもと毎日向き合う時間って、どちらが大切なんだろうかと思うことがあります。
どちらが正しい、これはダメ…そんなものではないのです。
ただ、もちろん仲間も大切だけど、母親の代わりはいません。
全てはバランスで決まります。平日は仕事だけど休日は子どもと一緒とか、日中は仕事や活動だけど夜はしっかり向き合うとか。
家に篭りきりで子どもとの世界しかないのは、それを望んでいる人はいいけど、そうでなければ外に出てみるのはおすすめです。
反対に、家から出てばかりでほとんど子どもは任せきりということは、いくら仕事好きな私でも関心できません。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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