うさくま堂が起業してフリーランスを選ぶたったひとつの理由

それは、息子を埼玉県朝霞市認可保育園へ入れるため、ただそれだけです。

そうでなければ、デザイン関連なら派遣でもバイトでもいいので、転職を試みています。

仕事をしていない状態では認可保育園に入れない現実

妊娠をきっかけに会社を退職していた私は、産後は派遣またはパートで働こうと思っていました。

できればデザインの仕事がしたい、だけど30代半ばで転職した時でさえ厳しい状況にもかかわらず、残業も多い中で子育てしながら採用してくれる企業もあるとは思えません。

ならば、仕事内容は問わずに採用してもらえるところを探そうかと思いましたが、仕事をしていない状態では保育園に入れません。さらに、採会社も保育園が決まらない限り採用はしてくれません。

そんな時、偶然参加したイベントで登壇した方が、私と同じ境遇であることを打破するために起業した体験を話してくれました。そこにヒントを得て、息子の保育園の申し込みが始まる少し前にフリーランスのデザイナーとして、うさくま堂デザインを開業しました。

そして、1歳児から息子はめでたく、朝霞市立の保育園に通うことになったのです。まあ…その後は転勤の繰り返しで、それはそれで苦労しました。朝霞市以上に厳しい仙台市、やっと認可園に入れると思ったら板橋区へ転居ですからね。

こんな甘い理由で起業なんて可能なのだろうか

パワーブロガーのかさこさんの記事「なんちゃって起業女子の迷走~お金を稼ぎたいだけなら起業するより会社員になればいい」というのがあります。

しょうもないと思われる理由で起業しておいてなんですが、このブログの記事にはたいへん共感しています。

うさくま堂が考える「会社員が好ましい」と思えるポイント

会社員であれば、今まさにフリーランスが苦労する「確定申告」が不要または必要でも簡単に済ませられます。確定申告に代表されるような、面倒な事務手続きは全て会社に任せることができます。

このように総務や経理にお願いできることは多々ありますが、仕事そのものは営業が獲得したり、広報や集客もそれぞれのエキスパートが行います。Macやサーバーの管理、ソフトウエアの管理も、専門のチームがあるかもしれません。

しかも、Macの他にも資料・書籍類が、会社から支給されたり経費で購入できます。

そんな中、私ならデザイナーですから、デザインの仕事に専念できるのです。

また、デザイナーは大概複数いるため、新しい知識の共有で常に学びと進化があります。悩みや迷いがあれば上司に相談し、業務多忙となれば助け合いながら仕事に取り組めます。

もちろん、残業や休日出勤が発生することもありますが、そうならないよう工夫しているチームであれば理想的です。

そしてなにより、基本的には一定の報酬が「給与」として毎月支払われるのです。

お金をもらいながら学びもあって道具は全て貸与…会社員とても素晴らしいのです。

ブログに反して…自分サイズで仕事ができるのはフリーランスの特権でもある

もちろん、起業して自分で仕事をする、フリーランスで仕事をすることのメリットもあります。

フリーランスであれば、会社に任せられることを自分で行わねばならなりませんが、それさえクリアできたら自分の裁量で仕事が全て決まります。

自分サイズで仕事ができるのは、フリーランスならでは。

最初から規模を大きくせず、できることからコツコツと、仕事の本質である「等価交換」の意識を持ち合わせ、誠意をもって取り組むことで、起動に乗せていけます。

家庭を優先とか仕事を優先とかではなく、俯瞰で取り組めるのはやはり自分で全ての責任を負う分、フリーランスのほうが大きいもの。業種によっては子育て中だからこそ、起業するというのもひとつの手なのではないでしょうか。

ただ、中途半端な内容で仕事らしいことをせず、いつもどこかでランチ会やお茶会という日常がメイン、もしくはランチ会の開催自体が仕事であると言うならば、キラキラ起業女子と揶揄されても仕方がありません。事実はどうなのかはわかりませんが、やはり毎日遊んでいる印象を与えてしまっては、起業家・フリーランスとは言い難いのでは?

あと、実績ないけどセミナー講師だけ行っているというのも、なんだか腑に落ちません。適当に協会を作り、実績がないのにGoogleで調べたらわかることを、偉そうにのたまうのは迷惑であると同時に、そんなものにひっかかる女性起業家だと「キラキラ起業女子」と混同されそうです。

しょうもない理由で起業しても「なんちゃって起業女子」と一線を画すために

地味で辛いこともありますから、好きなことや自信があることでないと、なかなか続けていけません。それはブログの発信だったり、ポスティングだったり、モニター募集だったり様々ですが、実績と信頼を積み重ねていくには相当な時間を要します。地道にコツコツと積み重ねることばかりです。

仕事を通じての「自分探し」とか、お金にならない「無料サービス」の連続とか、仕事とはとうてい呼べないことです。「キラキラした生活」ばかりを夢見てもいられません。

何をするかを起業家コンサルに相談するだけでなく、自分で打ち出すのです。なぜ起業して仕事を始めたのか、なにができるのか、なにをしたいのか…これは誰かに相談するものでもなく、自分の中から湧き出てくるものの筈。それをまとめたり具体化させるためにいるのが、本来コンサル業の役割だと思ってます。

もし、お金を稼ぐだけであれば、起業よりも雇用のほうがずっと効率がよいじゃないですか。

さらに、仕事の質を向上させるためのことや、お客様の満足度を上げるためのことを、日々考えて実行しなければなりません。プチ起業でも週末起業でも子育てと並行してても、お金をいただいた以上はプロ意識を高く持って誠意を持って接しましょう。

そして、ビジネスは等価交換ですから、最高のサービスを提供して、それに見合った報酬をいただくのです。


起業というもののきっかけは、保育園のためというしょうもない理由ですが、やると決めたらしっかりとビジネスの本質に基づき、しっかりと目的意識をもったデザインを心がけていきます。

今はフリーで仕事をしていますが、その働きに企業から「一緒にやらないか」と言われるような人材を目指しています。それはいつになるのかわかりません。子どもが小学校に上がってからなのか、いっそうさくま堂を法人化を目指すのか。

やはりそのためには、今地味なことでもコツコツと頑張り、今のお客様からも家族からも信頼を得ることが大切だなと感じています。

そんな話ができたらいいな!4/16かさこ塾フェスタ座談会登壇します

広告漫画家・百万友輝さん、フォトグラファー・町野健さんと共に、クリエイティブなことでどう仕事につなげているのかを、子どもや家族や仕事との関係と一緒にお話できたらと思っています。

  • 日時:2017/4/16(日)10時〜18時
  • 場所:東京文具共和会館
    東京都台東区柳橋1-2-10 JR総武線・都営地下鉄浅草線「浅草橋」下車徒歩6分
  • 公式サイト:http://festa.kasako.jp/2017tokyo/
  • 好きを仕事にしてる人の座談会(クリエイター部門):14:55〜15:25

誰もが遊びに来れる!入場無料の楽しいイベント。好きを仕事にする見本市=かさこ塾フェスタ。それぞれの好きを武器にしたかさこ塾生たちが共同で出展し、セミナー、ワークショップ、相談ブース、セッション、展示、物販などで来場者を楽しませるイベントを開催します。

尚、登壇に向けて「少しは見た目も垢抜けた感じになろうよ」的に、がんばるべきことをまとめたブログも、Amebaのほうに書きました。

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