起業塾での失敗から具体的に仕事に取り入れたこと

自分が「やりたい」と思ったことを、心から楽しんでやること。少々辛いことであれ、それが結果的には仕事へとつがなるのです。

仙台で通った起業塾「ママ起業家大学仙台校」での失敗を、具体的にどう変換したか振り返ります。

※ロリータファッションもたまにはいいよね!

起業塾と私自身の考えが一致しなかったこと

私にとっては人生最大の汚点とも思える「起業塾」。

もしかしたら、この起業塾のスタイルが合う方もいるでしょうから、必ずしも起業塾のあり方が悪いとは思えません。ただ、残念ながら私自身には全く合わなかったのも事実ですから、具体的にどこが合わなかったのかを振り返ります。

起業でもっとも大切なことは「志」なのか

まず、起業でいちばん大切なことが「志」であることに違和感を感じました。

確かに、自分が「これだ」という強い思いがあってこそ、苦しいことも乗り越えられるのです。

ただ、起業はビジネスであって、自己実現の場ではありません。

ビジネスとはお客様の困りごとを解決するもの、必要と思われているものを提供し、その対価をいただくことです。だから私は「ビジネスは等価交換の場」だと考えています。

ですから、「志」がいちばんに来てしまうというのは、お客様ありきではなく、自分ありき。一歩間違えたら自分本位になってしまいます。

「志」ももちろん大切なのですが、仕事してもっとも大切なことは、今目の前にあることに全力で取り組むこと・目の前にいるお客様のためにできることにベストを尽くすことなのではないでしょうか。

それさえできれば、そう高い志はなくても、仕事は成功します。

起業塾の宣伝をするのは塾生なのか

授業の流れは、精神論的な「気づき」を与えられた上で

  • 今日は素晴らしい「気づき」がありましたね
  • このことをFacebookにぜひタグ付けして投稿してください
  • こちらも今日のことを投稿しますのでシェアしてください

いや、塾生がお金を払っているにも関わらず、投稿やタグ付け、シェアを要請するのはおかしな話ではないでしょうか。その起業塾は私の事業をフォローしたりFacebookでシェアしたりは一切ないにも関わらず…です。

起業コンサルタントは起業相談において具体的な提案すらできないものなのか

フリーランスのデザイナーが頭を抱えるのは、メニューと料金設定。サービス内容を見直し、メニューを整理。金額も見直したのが2016年。

メールでの相談が可能な起業塾でしたので相談したところ、

「竹村さんがよいと思ったらいいと思いますよ(*^_^*)」

引用していないのでこんなニュアンスですが、顔文字まで書かれていたのには愕然としましたね。これ、ママ友同士の相談LINEじゃなく、お金払って受けた起業塾ですからね。

チャレンジしたいことに対しては、理由もなく全て反対されている人が多かったので、この回答には驚きです。どこがよいのか、どうすればよくなるのか…聞いてもアドバイスはありません。

ちょうど2016年のはじめには、相談に乗ってもらえる方が他2名ほどいらっしゃったのですが、とても丁寧なメッセージと意見をいただいたおかげで、現在のうさくま堂に活きています。

その思いをどう事業に生かしているかの具体例

起業塾のやり方や内容がどうだったのか、私と合わなかっただけで間違ってはいなかったかもしれません。

ただ、仙台においてそれ以降は受講希望者が集まらず、東京にある起業塾のホームページからも仙台校はなかったかのような扱いでした。

東京での活動を始めたうさくま堂は、起業塾での経験を反面教師として生かし、時折振り返っています。

目の前の仕事がどんなに小さなことでも全力で取り組む

10万円を超える制作見積となる依頼の中で、2万円にも満たない見積の仕事もあります。

もちろん、手間暇がかかるのは10万円の仕事となりますが、2万円の仕事しかなければ、その仕事に全力で取り組むでしょう。その取り組む姿勢はどんなに忙しくても変えるべきではないと考えます。

ボリュームの大小には関わらず、お客様のサービスを求めるお客様が何を考えているのか…を徹底して想い、お客様の満足度を高める提案から、デザインを納品することです。

私自身がデザインの仕事を始めた「志」はもちろんありますが、たとえ「志」にそぐわないものであれ、真摯に向き合います。目の前にある仕事を全力で取り組むほど、楽しいことはありません。

お客様の成功はうさくま堂の成功のように喜ぶ

作ったチラシから1人でも多くの商品が売れたり、名刺交換での反応が1人でもあれば、うさくま堂も嬉しく思います。

それは、うさくま堂がツールを作ったからではなく、作ったものに込められた「想い」が伝わったからなのです。そのことに少しでも役に立てたなら、デザイナーとして本望です。

もちろん、制作実績等でのご紹介をお願いしたり、アンケートのご協力をお願いしますが、それはあくまでもお願いであって強制ではありません。また、うさくま堂によるツールを紹介してもらえたらとても嬉しいけれど、こちらからお願いするようなものでもありません。

もちろん、初めてのサービスで売り出したい時に「モニター」という形をとることもありますが、正規の金額を請求して宣伝をお願いするなんて、盗人猛々しい話ですよね。

デザインの軸となることを積極的に提案する

お客様からデザインの依頼があって、その依頼通りにこなせば、本来はよいのかもしれません。

その依頼通りでうまくいく、企画がまとまっている場合は問題ないのですが、そのままデザインしても効果がでないものや、根本的に考え直したほうがいいこともあります。

その場合は、さらに深くヒアリングを行い、きちんと企画/提案を行います。

また、場合によってはチラシやリーフレットといった宣伝ツールが不要なこともあります。

当然チラシや名刺は作った方がうさくま堂の利益になりますから作って欲しい…ではなく、その場で不要と判断した時は、お断りする勇気。

デザインの背景ともなる「お客様の想い」を汲み取り、企画を考えること…とても辛くも楽しいことです。


おかげさまでうさくま堂デザインは、東京に戻って1年、お仕事に恵まれてきました。

今年に入ってからはお仕事が切れることなく…切れそうになると別の方向からのお声がけをいただき、本当にありがたいものです。

反面、忙しくなるにつれ、「仕事が雑になってはいないか」「お客様の先にいるお客様の顔が見えているか」「誰にとっての何を提案しているか」…きちんと見直すにも、うさくま堂は1人であるため確認が難しいのです。

正直、ママ起業家大学仙台校への想いは「トラウマ」のようなもので、その時間とお金の損失は短い仙台生活の中での大きな汚点です。唯一のメリットは、そこで出会った仲間の存在でしょうか。

トラウマを昇華するためには、そこでの時間と出来事を思い出し、全て反面教師として今の仕事に取り入れていくことしかありません。それにより、1人で行う事業を見直すきっかけにしているのです。

こんな歪んだ形ではありますが、いつか「ママ起業家大学に行ってよかった」と思えるよう、目の前の仕事とお客様に全力で向き合います。

 

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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
・うさくま堂のサービスはいくら?