協会ビジネスとの付き合い方
その協会が「その物事を広く知ってほしいために協会が存在する」というならば、有意義なこと。
ビジネスとして、お金儲けのための協会ならば、関わりたくありません。
※うさくま堂が協会つくるなら「プリン愛好会」…協会にはなれませんね(笑)
その活動を広げるための組織として
その活動や物事が素晴らしいことであれば、それは多くの人に知ってもらいたいですよね。活動を広げるため、ひとりだけで活動してもなかなか広まりません。
そこで、協会として組織化することで、その活動をひろげられる講師を増やせば、加速度的に広がりを見せるでしょう。
ただ、そこに「紹介料」が発生すれば「ネズミ講」ですし、あまり営利目的に走れば「単なる金儲け」となって、本来の目的である「広く多くの人に知ってもらう」から逸脱してしまいます。
しかし、必要な活動経費を賄うことのみとして、純粋に好きなことを広めたいのであれば、協会という組織は有効。
1人が伝えられる幅に限りがあっても、同等な知識を持った講師が増えたら、その活動が認知される機会は増えるのです。
広がった結果として、利益がでてくるのではないでしょうか。
なぜ金儲けを先に考えてはいけないのか
活動を行うにあたり、必要な経費と人件費はまかないたいもの。
とはいえ、あまり金儲けに走り、つまらない縛りや約束事が増えたら、それはどんなに「よい活動、素晴らしい物事」だとしても、一般的な目には「ネズミ講」と同じにしか映らないのではないでしょうか?
本来の目的が活動を広げることであれば、それはビジネスとは別と考えるべき。あくまでもビジネスは「等価交換」なのですから、お金を出す側と受け取る側ではイコールなのです。
それを、協会員からお金を取りながらも、多くの約束事という縛りの中で規制してしまったら、それはイコールにはなりません。
また、数日講座を受講して、それがそのままビジネスになるというのなら、数日講座を受講する人が増える=講師が増える=ライバルは増えるわけです。それに対して需要がどこまで伸びるか…それによってはどんどん稼げなくなるのです。
想いだけでは継続しない
ならば、協会としての理念や想いだけを大切に、活動したらよいのでしょうか。
…と言ったらそれは必ずしも正しいものではなく、大概は資金がまわらず継続が困難となるでしょう。
ボランティアの仕組みにも言われていますが、手弁当ですべてを行うとしたら個人の負担も大きく、いづれは破綻してしまう懸念です。
利益を求めないとはいえ、やはり協会としての「ビジネスモデル」の確立は、その協会の存続にもつながるのです。
クソのような起業コンサルが勧める「協会」
起業とはなんぞや…それがわからずに起業コンサルティングと名乗り、ろくな知識も経験ももたずに起業アドバイスをしてくる人が多々いるようですが、一見うまく起動に乗ったら金儲けができる「協会」の立ち上げを、大概するめてくるのではないでしょうか。
たしかに、ビジネスとして最初に協会を設立した人は、大概損はしないです。
賭け事でもなんでも、胴元が儲かるのと一緒ですね。
そんなコスイ形でのビジネスではなく、協会として本来の広める活動を行ったほうが、結果的には利益につながる筈です。
協会ビジネスに関して調べていたところ、「協会ビジネス実践会」というサイトにて、本田宗一郎氏の言葉が引用されていましたが、ビジネスにしろ慈善事業にしろ協会にしろ、すべてはこの言葉に尽きるのではないでしょうか。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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