なぜお客さんが来ないのか…どんなお店にも共通すること

決してお店に限らず、うさくま堂のようなスタイルでの仕事にも通じること。

お店の作り、広告、webサイトやブログ…すべてにお客様目線が存在せず、自分の目線にしかなっていないのです。

起業に「志」が大切だが、商いに「志」は必要ない理由

なぜその事業をやろうと思ったのか…その想いは大切で、その想いがあってこと挫折や失敗を乗り越える原動力になるとは思います。また、スタッフを雇用している場合は、みんなが同じベクトルに向かって進むための指標となります。(関連記事:うさくま堂がスタッフを雇うなら…中小企業が考えるべきマネジメント

ですが、商いに「志」…売り手の想いは必要ありません。

必要なのは、お客様が望んでいるサービスを提供し、満足してもらうことだけです。そこにはお金が発生し、それは等価交換である必要があります。

同じ商品やサービスでも「このお店で買いたい」「この人から買いたい」と思われるため、また他の企業や自治体からの支援を受けたりクラウドファウンディングで支持して欲しい時は、強い「志」を打ち出すことも必要ですが、それ以上に大切なのは「お客様に何ができるか」「お客様が困っている何を解決するか」も合わせて打ち出す必要があります。

集客がうまくいかないお店ほど「お客様目線」がない現実

仕事柄、多くの販売促進ツールの制作に関わっており、多くの方からご相談を受けたりすることもあり、近所のお店…たとえば美容院とか飲食店とかに入っても、何がいけなくて何がいいのかが見えてきました。

そして、それがどう売り上げとリンクしていくのか、想像ができます。

お客様がどうなりたいか…より自分の得意を押し付けていないか

洋服を買いに行ったり美容院で髪型変えたりすると、お客様に似合っているか・本当に望んでいるかどうかよりも、自分が売りたいものを売っていませんか。

美容院なら…パーマの必要もないお客様にパーマを提案したり、在庫に合わせたカラーを勧めるようなことです。洋服ならば、そのお客様には似合ってもいないのに、お店が売りたいものを「お似合いですね」と勧めるようなことです。

たしかに一時的には、その売り上げ以上にお店にプラスになるかもしれません。ですが、そのお客様は次も来るでしょうか?

「あんなお店もう行かない」

だけで済めばよいのですが、その評判が口コミとして広がったら、来る可能性が高かったお客様まで逃してしまうことになります。

優先順位がお客様の利便性よりお店の都合になっていないか

お店が見た目優先で、お客様にとっての使いやすさが二の次になっていませんか?

子連れが多いお店でありながら、安全対策が甘く危険な箇所が多々ある…それどころか見た目優先の結果、子どもに適さないインテリアになっていませんか。手が届かない場所に商品が展示してあったり、子どもの手が届きそうな場所に備品がむき出しになっていたり、会計時に荷物を載せる台にチラシがたくさん置いてあったり…

確かにお店にとっては便利だから…なんだろうが、お客様にとっては不都合な空間になっていないだろうか?

特に子連れ・マタニティやお年寄りが多い場所であれば、なおさら動線に気を使うのがお客様目線です。

 

そんな時こそ広告よりもお店の中を見直そう

こんな状況で集客できない・お客さんが来ない・売り上げが見通しつかない…ならば、徹底的にサービスを見直し、お客様目線にどれだけ立てているかを改善するのが先決です。

正直、それが改善されていないにも関わらず、チラシ作ってポスティングしたりブログを頑張って更新したところで無駄でしょう。

中身がきちんとしていないところ、一時的にお客様が増えてもリピーターになってもらえません。口コミも悪いほうで広がってしまったら、それこそデメリットにもなりかねません。

完全に1人でやってるスモールビジネスならともかく、スタッフを雇用している場合は、すべてのスタッフがお客様にどう向き合うかの教育と共に、経営者としてスタッフが気持ちよく働ける環境にする必要もあります。

頭ごなしに「集客のためのチラシ配り」といったところで、そのチラシを配ることがなぜ必要なのかを理解してもらわないと、効果成果につながらないどころか、スタッフの労働意欲を削ぐことにもつながります。

オープニングのお店であればなおさら、お店の開店告知は必要ですが、それと平行して早期の見直しが必要です。