思い切って挑戦すべきことと、絶対にやってはいけないこと

何か新しいことを始めようか迷っている時、大概のことは思い切って初めてみた方が良いと思います。

ただ、絶対にやってはいけないことが2つあります。

  1. 必要な資格がある等の法律による制約があること
  2. 一部個人種目のスポーツ

※どんどん突き進んでいい場合もあれば、ものには順序で基礎固めが大事なこともあります。

日本は法治国家!法律に定められていることは守りましょう

道路を運転するのは、当該する運転免許証が必要。どんなにテクニックに優れていても、免許がないのに車は乗れません。小学生でモトクロスやミニバイクレースやってて、抜群の運転テクニックがあっても、一般公道をバイクでは走れませんよね。病院を開業して診察するなら医師国家資格、そこで看護師さんとして働くなら看護師資格。弁護士、教師、薬剤師、美容師、マッサージ、整備士…ほかたくさんありますね。

個々の事例に関しての詳細は省きますが・・・

若かりし頃はバイクの整備を自分で行なっていましたが、無料であれ整備士資格がないと他人にできない整備箇所があります。

知人に美容師資格を持たないヘアメイクさんがおりますが、美容師法の改定で今後は仕事ができなくなる(これまでグレーゾーンだったことが厳しくなる)に踏まえて、美容師資格取得を目指していらっしゃいます。

資格はもちろんですが、イベント等で食べ物を提供する場合は内容によっては保健所への届出が必要です。飲食店を行う場合の届出は、一般家庭の場合は専用のシンクが別途必要だったり、食器棚にガラス戸が必要だったり、制約が多々あるのです。

お客様に仕事として提供するサービスが、能力的に高くて素晴らしいことはよくあります。しかしながら、法によって認められていない場合は、バレなければいいと思って仕事としておこなう場合、その時点でお客様を裏切っています。

順番を踏んで資格なり届出なりをきちんと行い、お客様に安心してサービスを受けてもらうのが正しいのです。

「まずはやってみる!」という前向きな姿勢は素晴らしいと思います。でもそれは、お客様に仕事として接することではなく、その資格取得に向けた勉強を始めることではないですか?

一部の個人スポーツは最初から上を目指さずに順を追ってスキルアップを

できるかできないかわからないけど、とりあえず挑戦する姿勢自体は問題ないと思います。

しかし、能力以上のことを行おうとすると、一部個人スポーツでは怪我や事故につながります。

うさくま堂が経験あるスポーツで例えると…

中高では器械体操をやってました。平均台でバク転しようと思ったら、いきなり平均台の上で行うと怪我をします。最初は床に線を書き、その上でまっすぐバク転ができる練習です。その後、低い台で練習し、成功率が上がってから高い台に乗ります。

長距離走もしかり。走るという基本動作ですが、最初はウォーキングから始めます。その後、少しづつ距離を伸ばします。全く経験がなく練習もなくフルマラソン…はないですが、無理をしては膝や腰を痛めます。

新たにスポーツを始めること自体は、どんどんやってみるのがよいかと思います。ただ、基礎がまったくない状態で、いきなり高度なものから挑戦しては、思わぬ怪我や事故につながります。

資格はありませんが、やはり基礎は大切です。

デザインは誰でもできること

デザイナーや近接業種(イラストレーター、フォトグラファー、コピーライター等)になるには、必要な資格は一切ありません。専門学校や美大に進学することは、近道ではあります。が、独学でも十分可能です。

それだけに、イラレがちょっとだけ使えるレベルでも、デザイナーと名乗ってしまうことも可能なんですよね。基本的な文字や色の扱い方さえも知らない方でも、デザインできますと言い切って商売が可能。

それでお客様が来るかどうかはわかりませんが、もっと知識のないお客様を相手に、集客能力に長けていたらビジネスとして成立します。

デザインはもちろん、デザイン以外でも誰でもできることこそ、名乗ってからはそれに見合う知識を得るために、まずはしっかりと学んで実績を重ねる中で日々精進していきたいものです。

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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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