美術・音楽・体育…それに限らず学問の原点は「楽しい」から
学校の勉強・授業の科目は、受験で重要な「主要5教科」とそれ以外に分かれますが、それ以外に該当することは「楽しい」が原点だと思っています。
もちろん、主要教科も始まりは「楽しい」かもしれませんが。
10億円10億万円の絵を「タダ」で描いてもらう企画に参加
Facebook・深夜の人気企画⁈かさこさんが深夜に、ひとり1点希望するものを描くという企画で、これは塾生以外もリクエスト可能。
そんなワケで0時過ぎ、リクエストは「息子(ドラさん・4歳)の似顔絵」でした。
こちらは見本
こちらが見本。
そして送られて来たのが…
ど、ドラさんなのか(笑)
よくわからないけど、ドラさんっぽい(笑)
深夜にブハっと笑ってしまう1枚でした。
※後日、かさこさんより「10億円ではなく10億万円」との指示がありました。よってタイトルを訂正いたします。
なんと2時間で75名に描いていたんですって!
特にお金を支払うワケでもないけれど、週末深夜にFacebookで呼びかけたことに対して、小一時間で75名が反応。約2時間で描く=1人あたり単純計算でも2分未満…ってことですが
- そもそも深夜にここまで人が反応するって、どういうことなんだ
- 1人あたり1分前後で描いてFBアップ、2時間描きっぱなしってどういうことなんだ
そもそも夜中にここまでの人に影響を与えることはできないですし、それに答えて夜中に2時間もかけて絵を描くことも普通やらないでしょう。
多くのブログ読者とFBフォロワーを抱えるかさこさんだからこそ人が集まるということもありますが、さすがにそれだけで深夜に75人というのは、その先にある絵を見ることに「楽しい」があるからでしょうし、それに対して2時間描くことも「楽しい」からなんでしょうね。
受験失敗から描かなくなった「絵」というもの
もう20年以上経ってしまいましたが、美大受験に失敗してから「私は絵が下手だ」と思い込んで、自分から描くことがなくなっていました。
進学したのはデザインの専門学校ですし、今もデザインの仕事をしているため「必要に迫られて」絵のようなイラストのような、何かを描くことはあります。
でも、自発的に楽しく何かを描くことは、なくなっていました。
少し前に、異界絵師 緋呂さんというアーティストの方とお話したのですが、何か描きたい意識があれば描いてみることは間違いではない話をしました。
どうしても美大進学や何かのテストで「判定」するために、技術を測ることはやむを得ないのですが、本来はもっと気軽に楽しめるものだから、好きであるなら描いてみる=気持ちに従って行動することは、生きている間にやらないと勿体無いですね。
ちょうど4歳になった頃に息子が描いた「自画像」と、保護者会で親が描いた子どもの顔の絵。
息子もだいぶ顔っぽいものが描けるようになり「上手くなった」のですが、技術的に「ああしろ」「こうしろ」とは言わず、好きなように楽しいように描いて行き、絵に限らず「好き」なことを見つけて続けてほしいと思いました。
やらされたり必要に迫られたり…がキッカケではあっても、学ぶことの原点は「楽しいからやる」なのです。