子育てしながら複数の制作案件で効率がいい優先順位
終わりが見えているものから取り掛かります。
提出期限より優先する「終わりが見えている」というのは?
AさんとBさんの名刺を、制作開始がAさんが先行で進めているとします。Aさんにはすでに初回デザインPDFを送っています。Bさんは企画提案の段階。
1日作業を行い、Aさんには翌朝、Bさんにはその日の夕方提出…なんて場合でも、BさんよりもAさんを先に済ませます。
なぜなら…Aさんの作業には「終わりが見えているから」。
だから、Aさんの作業は何時に終わるのかが分かっているので、その時間までに終わらせ、残りの時間でBさんの名刺の企画を立てます。
どちらも夕方には終わっているので、そのあと保育園にお迎えに行き、家と子どものことに専念します。
逆にしたらどうなるか?
Bさんへの業務は「企画」。アイデアは無限に無数に絞り出し、時間も再現なくかかってしまいます。そのように、時間の区切りが見えにくい仕事を最初に行うと、つい余計なことまで考え過ぎて、かえって考えがまとまらずにダラダラと時間が過ぎます。
それにも関わらず、Aさんへの仕事をこなす時間を潰す可能性がでてくるのです。
すると、ほぼ1日作業を意図せずBさんにあてがってしまい、Aさんへの仕事はお迎え後、子どもの相手をする傍で作業することになります。
もちろん、Bさんへの作業も時間をキッチリ決めて行えたらよいのですが、どうしても人は締め切り時間ギリギリまで手を動かしてしまいがち。前倒しの意識も大切ですが、あえてギリギリの設定にすることもあります。
その時によって違うものの基本は「終わりが見えている」タスクから!
次の提出期限の差が大きかったり、途中でお客様からのお問い合わせがあったり、終わりが見えながらも難易度が異なったりする場合もあるので、一概に全てそうとは言い切れないところはもちろんあります。
ですが、期日だけで判断して、期日が早いが終わりが見えないものから手をつけてしまうと、他の仕事や仕事以外のことにも影響がでてしまいがちです。
なるべく「終わりが見えているもの」をまずは片付けてしまい、そのあと考える作業や提案すること等、終わりが見えないことに着手するようにしています。
デザインに限らず、他の仕事や日常においても、通じるのではないでしょうか。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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