インフルエンザより厄介な大人の溶連菌感染症とは

溶連菌感染症ってご存知でしょうか?

今の時期は保育園や幼稚園あたりでは、注意を促す張り紙がされているかもしれません。

それゆえ、子どもが中心にかかるイメージがあり、私も実際に耳にしたのは子どもを持ってからですが、これは大人でも感染します。

そして感染すると、かなり厄介なんです。

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そもそも溶連菌感染症って何?

溶連菌は、正しくは、A群β-溶血性連鎖球菌といいます。 昔は、猩紅熱と呼ばれ重症なタイプも見られましたが、現在は適切な抗生剤を内服することで、殆ど問題なく治癒します。 溶連菌による主な病気は、<咽頭炎や扁桃腺炎>と<とびひ>です。 一般に溶連菌感染症というときは、<咽頭炎や扁桃腺炎>を指すことが多いです。

出典:http://www.yoshida-cl.com/6-byo/youren.html

風邪に似た症状ですが、特に酷いのは「喉の痛み」「とびひ」です。人によっては頭痛や腹痛、吐き気が続くことも多々あるようです。

かかるのは子どもが多いので、小児科へ行くとすぐに検査。喉から綿棒のようなもので細胞を摂取し、数分で結果がでます。陽性の場合は抗生剤が処方されます。

通常は処方された薬を飲み、翌1日は外出禁止。保育園や学校は登校や登園が禁止となり、診断書による許可が必要です。会社も翌日は出社は控えましょう。

抗生剤を1日服用すると、感染力は弱まりますから、体調が戻れば通常通り生活ができます。

しかし、保菌している状態には変わりがなく、再発するとさらに身体へのダメージがあるため、処方された薬(1週間〜10日間)は全て飲みきらなくてはいけません。

医師の指示によっては1ヶ月後に再度尿検査が必要。合併症を併発すると腎臓に影響を与えるためです。

風邪かと思ったけど症状がひどく治りが悪い時は疑うべし

最初は風邪の初期症状と全く変わりません。しかし、いくら薬を飲んだり身体を休めてもひどくなる場合は、まず検査に行きましょう。

内科だと風邪と判断されやすく、抗生剤の処方がされません。特に小さいお子さんがいる場合は、大人が感染することも多いので、そのことを医師に伝え、是非とも検査してもらってください。

何もせずに放置してしまうと他人に移してしまうだけではなく、「急性糸球体腎炎」のように合併症を引き起こし、最悪入院がとなるのです。

ものすごく辛い症状が出て、しかも治らない。だけど正しく薬を処方されたら、1日しっかり休むだけで回復する場合がほとんどです。

うさくま堂の場合、まず子どもから

我が家も実は、親子で溶連菌感染症で辛い思いをしました。

まず最初に息子が感染。

断続的に微熱があり、口の周りやお腹に発疹が出てきました。食欲もなくお腹を痛がります。一般的な風邪の症状と同じく、咳や鼻水も酷いです。元気なくグッタリとしています。

小児科の先生は喉を見ただけで「これは…」と判断し、即検査。その場で診断書を書いてくださり、先の説明をしてくださいました。

指示通りに薬を飲ませ、翌日は自宅休養。するとみるみる元気になりました。

投薬から2日経過し、元気に保育所へ。念のため病児保育予約準備はしていたのですが、その必要がなくなりホッとしています。自治体や園の方針により異なりますが、息子が通う園では溶連菌感染症に限り、お昼の投薬が認められていました。

酷い偏頭痛と思っていたけど、それは違います

息子を保育園に行かせると今度は私の体調が悪く、熱はないものの特に頭痛が酷くなりました。以前、脳外科で処方してもらった偏頭痛薬は全く効かず、酷い吐き気が続いています。

仕事どころか起きることさえも辛い状態で医者へ行くのも辛く、この状態で仕事をしてもミスを引き起こしたりクオリティは下がったりですから、まずは1日休養。それでも治らずこれはもしかしたら…と、体調の波をみて内科を受診。溶連菌の検査を依頼すると、やはり結果は陽性でした。

同じく抗生剤が処方されました。薬を飲んで更に半日ほど寝ていると、頭痛や吐き気が嘘のようになくなり、体の痛みもなくなりました。

これで仕事も家事も、一気に取り戻せます。

私がかかったクリニックでは、最初5日分の薬を処方されました。薬が無くなる前に再度診察を受け、追加で5日分の薬を飲みきります。その際、喉の状態から回復に向かっていることを確認し、足のむくみを見て腎臓への合併症がないことを確認します。

健康を維持するために行うこと

スケジュールは常に余裕をもたせてはいるのですが、親子で羅感は本当に辛い上に、スケジュールも本当にギリギリのものになってしまいました。特に頭痛持ちで、頭痛による進行の遅れをなくすべく、「売れる整体院のチラシデザイン戦略とコツとは」の記事にてご紹介した整体で頭痛はすっかりなくなったかのように思いましたが、まさか溶連菌感染症で再び頭痛を引き起こされるとは思いもしませんでした。

しかも、偏頭痛ではないので薬も効きません。

偏頭痛に関しては、整体と合わせて生活習慣を見直し改善に向けています。

それ以外の体調に関しても、息子と同時に自分にも向けて、早期治療と回復で仕事や他のスケジュールに影響を与えないことが大切です。

体力を落とさないよう、朝のウォーキングも継続させ、ジョギングに発展できるように。何もしないでダラダラと時間が過ぎないよう、来年1月に開催される「ランニングイベント」に申し込みしました。

ジョギングできるようになったら、市民マラソンにもエントリーします。

フリーランスに限らず、インフルエンザと合わせて「溶連菌感染症」に注意し、日頃の健康管理も意識し、毎日を楽しく過ごしたいものです。

2020年7月追記

新型コロナウイルスの影響で、発熱がある場合はスムーズな受診ができなくなっています。

息子が発熱し、溶連菌感染症の可能性もありましたが、一般的な夏風邪とのこと。しかしながら、最初に行ったクリニックでは発熱を理由に受診を断られました。詳しくはこちら「コロナウイルスと医療崩壊:発熱すると診察してもらえない



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