女子中学生向けの雑誌を読んでみたけど30年前と変わっていなかったこと
好きな男子と、友達のこと→外見が気になる年頃。
10代の子どもにとって恋愛と友達は、いつの時代も最重要なんです。
※本当は「みんな仲良く」する必要は全くないんですが、学校の中しか世界を知らないと、そこが全てに思えてしまう…
そもそも、うさくま堂はどんな子どもだったのか
よく言えば素直でなんでも器用にこなす子でした。悪く言えばどこか冷めてて中途半端な子でした。
勉強は、塾や自宅学習はほとんどしないけど、授業は真面目にちゃんと聞いていたため、「そこそこ」成績は良かったかと思います。上位10%にはいたけれど5%には入れず…ってところでしょうか。
運動は小学生の頃から大の苦手でしたが、友達に誘われて体操部へ入部。体育の成績は1とか2とかでしたが、4とか5を取れるように。ですが、部員が多い中学体操部で試合に出られるレベルではなく、それでも何も考えず高校まで続けてました。
まちがってもモテるタイプの女子ではなく、それなりに好きな男の子はいたものの、進学すると学校変わったり。だからと言って行動を起こせる子じゃなかったです。恋愛の話を友達と共有するのも苦手でした。
仲の良い友達もいたけれど、あまりつるんで何かするタイプでもなく、いじめたりいじめられたりもあり悩んだこともあった。自分の見た目が嫌いだったので、どちらかといえば大人しく自己肯定が低い子。真面目ないい子だけど、何をやっても冷めていて中途半端な子どもでした。
長くなったけど、、、まずはそれが前提。
30年ぶりに読んでみたJC向けの雑誌とは
とにかくキラキラしたデザインで、会社員の頃はデザイン表現の参考に買ったことはありますが、改めて中身を読んでみたら…
実は女子中学生の関心ごと、30年前とあまり変わっていない!
占いとか読者投稿ページとか見るとわかるのですが、まずは恋愛!そして友達!
人との関わりの中で、自分を見せるためのツールとして、可愛い私服だったり、制服の着こなしやスカートの長さだったり、持ち物(通学カバンや文房具、お菓子まで!)だったり。携帯電話やSNSはないけど、それ以外は全く同じ。私自身も地味な子どもなりに、気を使ったていましたから。
JCの内面はどうなのか
読者投稿のお悩み相談は、半分が恋愛で残りが友達や部活、勉強のことでした。
今の私は30年の間に様々な経験をして、回答している男性編集部員以上に的確なアドバイスができるかもしれません。
ですが、30年前は読者投稿に手紙を出している子どもと、似たようなことを悩んだり抱え込んだりしていました。ただ、当時の私は、そのこと自体にどこか恥ずかしさを感じていました。
本当は、その悩みを素直に受け入れ、恋愛も友達とのことも、そして部活や学業も、もっと本気で悩んで解決に向けて、取り組んだ方が、うんと素敵な10代を過ごせたんじゃないかと、30年前を振り返って思います。
冷やかし半分で目を通した記事に、1周回って涙がでてしまいました。
未来は「今」の積み重ねだから「今」を大事に!
いろいろなことがあって、今45歳で5歳になる子どもを育てながら、フリーランスのデザイナーをしています。結果それはとても幸せなこと。
でも、今を積み重ねた先にあるのが未来だなと思います。
あまり未来を急がず、確実に「今」できることに全力で取り組み、「今」を楽しんだ方が人生全体は楽しくなるのではないかと。
勉強も全力で取り組めるのは、10代がいちばんです。もちろん、一度社会人として働いたあとで大学に行くこともできますが、義務教育として受けられる機会を、無駄にするのはもったいない話です。
恋愛も友達との関係も、しがらみや打算の少ない10代での感じ方は、大人になってはできないことです。「足が早くてかっこいい●●君が好き」なんて、大人になったらまずないですからね(笑)
仕事や収入で人を見るような婚活女子や奥さんがいながら若い子に手を出すことが全て悪いとは言いませんが、人の価値観をどこで見るのかを考えて見ると、10代の恋愛は純粋できれいです。
10代、20代…と全力で取り組んだことの積み重ねが、魅力的な「今」となり、魅力的な「大人」になるものです。
何かに迷いを感じている中学生や10年後の息子には、勉強も恋愛も学校のことも、全てにきちんと向き合い全力で取り組んでほしいと思います。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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