体操女子パワハラ問題・27年前に塚原千恵子氏を見かけたことを思い出した
27年前、初めて塚原千恵子氏を見かけた感想
このババァがいる限り、日本の体操女子はダメなんじゃないか
まさか、私の勝手な思い過ごしではなく、本当にそんな話題があふれるとは、正直思わなかったです。
※選手たちの想いは、どうなんだろうね
27年前、偶然道ですれ違った時の話
当時、渋谷にある専門学校に通っていました。
校舎の並びに岸記念体育会館があって、その前を通って登校してました。
ある日、いつも通り登校していると、前方から小菅真里選手が塚原千恵子コーチと歩いてきたのに気がつきました。当時、体操女子の中でいちばん期待の高い小菅選手。しかも美人。ただ、清風コンビがソウル五輪で活躍した男子に比べると、注目度は低めの種目だと思うんです。
私は中学高校と体操部にいたこともあり、小菅選手も塚原夫妻もメディア（主に雑誌やテレビ）で知ってます。
だから、すれ違ったら「あっ！」と振り返ってしまったんです。
握手やサインを求めた訳でもなく、こんな時代だから携帯電話なんてありませんから写真を撮ったわけでもなく。
でも、塚原氏には「ジロジロ見てんじゃないわよ！」と怒鳴られちゃったんだよね・・・
今思えば、だったら袋被せて歩けよ！とか、タクシー乗れやゴラ！と言い返すところですが、当時はただ呆然となりましたね。
学校の授業もあるので、喧嘩して無駄な時間取られるわけにもいかなかいけど。
感じ悪いおばちゃんだな、何様だと思っているんだというのが、正直な気持ちでした。
元体操部員が思っていた素朴な疑問
私自身は公立の部活動に過ぎないのですが、一応県大会に出たりはしてたんですよ。
どうしてもクラブ所属や私立の学校にはまず叶わず、それも幼少の頃から始めている子が頂点を極める世界で、他のスポーツに比べて顕著かもしれません。あとはフィギュアスケートなんかも同様かな？
もっと世界を目指す選手たちの所属を見て、男子は比較的いろいろバラツキがあるのに対して、女子は朝日生命体操クラブの一択なのが気になっていました。
そこにきて、目があってきただけで怒鳴ってくる塚原氏。
こんなチンピラみたいなババアが体操界の中心人物ならば、あくまでも「一般体操部員」から見たらすごい選手を排出できても、世界的に見た実力は遅れ人気も出ないスポーツになるよな…というのが、学生だったうさくま堂の想いでした。
それから・・・
田中理恵選手が世界選手権で『ロンジン・エレガンス賞』受賞をきっかけに、その美貌からも注目されるようになりました。さらに三兄弟でオリンピック出場していますね。
その後、体操女子も注目が高まり、世界選手権やオリンピックでも好成績をおさめました。
企業や学校で体操部は廃部が進む中、朝日生命体操クラブが優秀な選手を育ててきたことは、素晴らしいことだと思います。反面、かつてよりも地方を中心に有力なクラブも多く、そこから活躍している選手もいます。
そんな中での、宮川紗江選手のパワハラ告発がニュースとなりました。具体的なことは、ラジオで聞いた情報とネットでいくつか見た限りなのでわかりませんが。
それは、27年前に塚原氏を見て感じたことを思い出し「やっぱりな・・・」と残念な気持ちです。
体操協会においては女子強化本部長である塚原千恵子氏、夫で協会の副会長である塚原光男氏。彼らの現役選手として、また選手育成においての功績は素晴らしいとは思いますが、その方法は今の時代にはそぐわないのです。
全ての膿を出し切って…という宮川選手を、うさくま堂は応援しています。
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