デザインはロジックと言いつつスピリチュアルな話
デザインはロジック以外の何者でもないのですが、実はスピリチュアルな要素も含んでいると思う今日この頃。
デザインはアートじゃないのでセンスは不問
デザインはアートではありません。
依頼したお客様の目的を達成させるための視覚表現ですから、その目的に沿ったロジックを考えて行います。そこにはアートの要素はありません。ロジックさえきちんと理解していたら、センスすら必要ないでしょう。
(もちろん、視覚表現に必要なセンスは、ないよりもあったほうがよいでしょうが…)
そんな意味で、デザインには論理的な思考がとても重要であり、感覚的なことは目的達成においては重要ではありません。
論理的思考の中にある直感的印象
しかしながら…ここ2年ほどで気が付いたのですが、依頼されたデザインについて、打ち合わせ中に完成が見えるか見えないかで、仕事として成立するかしないかが決まっているのです。少なくとも、うさくま堂デザインは。
もちろん論理的思考を持って制作しているのですが、打ち合わせ中に見えた「感覚的な直感的印象」に最終的には近づきます。
かなり明確に完成が見えているお客様に対しては、その完成形に対しロジックに沿わせて本当に間違いないのかを確認しているのです。そんな、確認作業がデザインなのではないか…とさえ思ってしまいます。
あくまでも、これまで20年以上やってきた経験と実績に基づいていますので、この直感そのものにロジックがあるのは否めませんが。
デザインのイメージが一切できない時もある
逆に、全く見えてこないお客様もいらっしゃいます。
大概は、お客様が求める本来のニーズが、デザインでは満たせないものです。
それは私の能力が至らない場合です。技術的にできないものと判断した場合は、完成形を想像することはできません。
あるいは、お客様にとって必要ないデザインです。チラシを用いて宣伝し売り上げを伸ばしたいと思っても、チラシよりwebがいい、売るもののこと(価格、品質、コンセプト等)をもう少し検討したほうがいいこともあります。
いづれの場合も正直に申し上げ、中止をお願いすることも。
依頼してくださったのだから、なんとか形にしてしまうほうが、私にとっては利益につながるのですが…。でも、お客様にとっては損失になりますから、それは本来目指すべき利益のあり方とは、大きく異なるものです。
私には「スピリチュアル」な属性は全くなく、タロットカードを見ても何も感じないのですが、ことデザインの仕事に関しては、いろいろと見えてくるもので、今更ながら驚いています。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
・うさくま堂のサービスはいくら?