ボーダー柄ファッションと女子力という言葉は誰が流行らせた?
私のFacebookタイムラインに「ボーダー柄ファッション」「女子力」に関する様々な意見がたくさん流れてきました。
- ボーダー柄は可愛いけど、今は太っちゃった&保育園のママと服が被りやすいので夏物1着のみ
- メイクや服装〜似合うようにダイエット目的でウォーキングしてますが、40過ぎて「女子力アップ」という言い方がちょっと恥ずかしい
そんな思いで読んでいましたが、「ボーダー柄ファッション」「女子力」って言葉は、いつ誰が流行らせたのですかね?
※写真は「イカツい白レンズをピンクのシュシュで飾り女子力アップ」←ズームレンズが扱いにくいだけ
ファッションカタログのアートディレクター経験から「女子」を思う
2004年、1年ほどですが通販カタログのディレクションに関わっていました。20代の女性をターゲットに、まるで「CanCam」「JJ」「Ray」等…赤文字雑誌と言われる女性ファッション誌を参考に(=ほぼパクリ)作っておりました。
その頃のは、CanCamならば「かわいい系OL(蛯原友里)×かっこいい系OL(山田優)」という構成が定番で、「モテカワ」「きれいめ」あたりは使われていましたが、「キュート」「クール」「ラブリー」「フェミニン」「お姉さん、いもうと」等に「系」はつけていたり。
あと、「東京エレガンス」というコピーは、小学館が商標を取っていましたね。
そう思うと、当時は「◯◯女子」という言い方はせず、「◯◯系」「◯◯OL」だったと思います。
余談ですがこの仕事をする前は、外資系化粧品メーカーの販促部門所属で都内高層ビルのオフィスに通う「女子力高めなOL」でしたが、この仕事を始めてからは「月2日の休みは寝るだけ」「デートはロケハンの仕事がてら」「撮影があると数日風呂に入ってない」という残念な女子に早変わり。
こんな残念女子がディレクションしていましたが、私が担当して売上は伸びたと言われて、頑張った甲斐はありました。
女子という言葉は2006年頃から
「女子力」「言葉」と検索窓に入力すると「いつから」という候補が出るくらい、結構検索されているようですが、どうやら2000年中頃からのようです。
それが「いくつになってもかわいらしさを忘れない女性」と「女の子」寄りの意味が広まるようになったのは2000年代中頃のこと。深澤氏が2006年「草食男子」(2009年流行語大賞トップテン受賞)と一緒に名付けた「肉食女子」や、マンガ家・安野モヨコの名付けた「女子力」(2009年同ノミネート)などから一気に流行したようだ。
出典:ダヴィンチニュース「「○○女子」「女子力」ブームはいつから始まった? キラキラ系とツッコミ系、二極化した女子の勢力図」
ライター・深澤真紀氏や漫画家・安野モヨコ氏がどうやら火付けのようですね。
その後は「女子」も二極化され、キラキラ系とツッコミ系に二極化され、批判しあったりしながら「女子」という言葉は本来の「女の子」から、いい年したオバチャンまで使うようになった模様。
未就学の子どもを育てるママが見る「ボーダー柄ファッション」
ボーダー柄ファッション…無地のボトムに対して変化が楽しめるトップス(またはその逆)やワンピースで、それゆえインパクトあり。だけど奇抜な柄よりもシンプルで、取り入れやすいアイテム。
カジュアルな印象を与えるボーダーですが、極端に太いor細いボーダー柄はモダンでクールな印象も与え、きちんと感をだしたい時にも使えます。
ブランドが別なものであっても「親子おそろいコーデ」がしやすいですね。これは男女のカップルでも同じかもしれません。
しかし…、「柄物としては着用しやすい」「親子おそろいコーデしやすい」といった理由からか、出産後は児童館や健康診断、保育園の保護者会に行くと必ずかぶってしまうので、いつしか着なくなりました。
あと…、太って見えるので、仙台にいる間に10kg以上太った私は、ボーダー柄はほとんど処分しました。
↓仙台に来てすぐ、地域にフリーペーパーに掲載された親子コーデ(笑)
ボーダー柄の流行とは
この柄は定番ですから、「いつから」という概念はなく、廃れることもなく。
毎年各社ブランドから、様々なボーダー柄アイテムは発売されています。その中でも「配色」「線の間隔」「デザイン」等は変化があるようです。
私がファッションカタログの仕事をしていた頃も、必ず1つはありました。
それゆえ、ファッション誌でも「今年のボーダーはこう取り入れよう」みたいな記事が毎年多く、その内容も毎年若干変わっているような気がします。
その起源みたいなものは「囚人服」とも言われてますが、単に「白×黒(紺)」だけではなく、たくさんの色を組み合わせた「マルチボーダー」や、太さも様々ですから、囚人服とはもうかけ離れていますね。
うさくま堂の「ボーダー柄ファッション」と「女子力」
ボーダーよりも花柄や幾何学柄がすきですが、いわゆる「女子力」というものをあげて、何着ても似合う体型を目指すことが先かな…と思っています。
ほぼ毎日のウォーキングは、一度体調を崩したもののやめてはおりません。
ファスティングはどうしても頭痛を引き起こすため、先週は平日ファスティングの回復食相当な食事で過ごし、できるだけそのような生活、食事量を3歳の息子と同等目安に抑える方向にしています。
あまり変わって見えないのですが、東京に戻ってから体重6kg減。ここからさらに10kg痩せてやっとベストな状態に戻るので、まだまだ遠い道のりです。
いわゆる「女子力」をあげて外見を整えることで、根本的な美につながることを習慣化させています(まあ、結果はまだ見ての通りなんですが)。
そしたら、ボーダーでも何でも似合う「すてき40代女子」に私もなれると思いますが、やはり「女子」という言葉には、こっぱずかしいものがありますね(笑)
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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