コロナウイルスと医療崩壊:発熱すると診察してもらえない

コロナウイルスによる医療崩壊…一部メディアには「日本では起こっていない」と伝えるも、現場の医療従事者の多くからはその苦労がSNSを通じて伝わってきます。医療崩壊が具体的にどのようなことを指すのかが曖昧なのですが、少なくとも「コロナ前とは大きく異なり、当たり前の診察が受けられない」場合があることを感じました。

アホで元気なのがありがたい限りだと、しみじみ思います…

感染症の症状=発熱すると診てもらえない

先月、急性虫垂炎(盲腸)で入院しましたが、その時は救急車こそ乗らないものの救急外来の扱いでした。発熱をはじめとする感染症の症状がなかったこともあり、即検査して入院が決まったのでした。

小学2年の息子は、学童通いの夏休み。エアコン修理で使えなかった日に、暑さでグッタリして帰宅するも様子がおかしいのです。その前日は喉の痛みを訴え、夜には熱が38度。食欲もなく頭痛がするとのことでしたが睡眠はしっかりとれたので、翌朝かかりつけ2箇所のクリニックのうち「内科/小児科併設」のクリニックへ行きました。

熱は37度に下がり様子は落ち着いていたので、通常の予約を取り、時間になって行きました。

が、熱があったということで、診察を断られました。正しくは、感染症外来になるのだが当日の予約はいっぱいなので、別のクリニックへ行けとのこと。「えーーっ」と患者目線で思いますが、病院経営側の立場としては妥当な判断でしょうね。仕方がありません。

もう一箇所のかかりつけである、小児科専門のクリニックに電話で相談しましたが、こちらでは受診できました。

症状から「溶連菌感染症」を疑われましたが、検査の結果は陰性。一般的な夏風邪と判断され、鼻水と喉の痛みに効く薬と頓服薬のカロナールを処方されました。

溶連菌については「インフルエンザより厄介な大人の溶連菌感染症とは」という記事が、ここ最近検索でよく読まれているらしいので、ちょっと読んでみてください。

発熱によるコロナウイルス以外の症状の見落としが不安

発熱によっておこるコロナウイルス以外の症状は、溶連菌感染症のほかにもあるかと思いますが、発熱があると診察が受けられない場合があります。その場合、適切な診察が遅れたばかりに症状が悪化したり、辛い症状が続いたり、最悪なパターンにさえもなり得ます。

もちろん、コロナウイルスから医療現場を守ることも大切です。特に体調が思わしくない方のサロン化は問題ですが、本当に体調が悪い時に適切な診察が受けられないのは、とても残念でなりません。

全てのクリニックで発熱時の診察は行わないとも限らないのですが、実際に断られたのも事実です。今まで当たり前のように診てもらえたことが、もう当たり前ではないんだなと痛感しました。

今の季節だと、熱中症も心配。熱があると、熱中症に対する処置も遅れるのではないか、気がかりです。7月のニュースで1週間で1,000人超えてますが、これからもっと増えるでしょう。

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200721-00189275/

日頃の健康管理を考える…しかないのかな

今年に入ってから、ランニングの距離は伸びてますし、筋トレも相当な頻度で行なっています。

さらに、コロナウイルスの影響もあってか、手洗いとうがいは例年以上、マスクも人の多い場所では着用しています。

そのおかげで風邪はひいていないのですが、それでも体が重い日はあります。汗疹がひどくて皮膚科を受診したり、コンタクトレンズ購入で眼科を受診したりと、クリニックにはお世話になっています。あと、なにより急にお腹が痛くなって、結果盲腸でした。

いづれもすぐに対応してもらえたのですが、息子の風邪は発熱があったから診てもらえない…。少しでも医療機関にかからないことで、医療現場を逼迫させないよう、やっぱり日々健康管理は大切だなと実感しました。特に、子どもの夏風邪と溶連菌は、今とても増えているそうなので。

これもひとつの「医療崩壊」なのでしょうか。当たり前と思っていたことが、当たり前ではなくなっていますが、安心して病院に行ける状態になってほしいものです。

かかりつけ医院の対応を、今一度確認しておくことも大切です。特に乳幼児いるご家庭では、いくつかの病院をチェックしておいたほうが安心ですね。

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