あたしおかあさんだけど…高齢出産うさくま堂の場合

高齢出産ならなおさら、自分を捨てずに見た目も中身も「歳取ってるけどかっこいいかあちゃん」を、子どものために目指しますよ!

NHK横山だいすけおにいさんが歌う「あたしおかあさんだから」、それを批判した替え歌「あたしおかあさんだけど」…流行っているので便乗します!

※いい歳こいて息子のためなら何でもします!

あたしおかあさんだけど by高齢出産うさくまゆかち

実家パラサイトしてたの おかあさんになるまえ
毎日残業休日出勤で ネイルもメイクもそっちのけ
今はネイルサロン行くわ 化粧もできるだけちゃんとするの
走れる服着るの 朝ジョギングするから
あたしおかあさんだけど(高齢出産でも若い園ママたちに負けないわ)

あたしおかあさんだけど(高齢出産でも若い園ママたちに負けないわ)
歳だから4時に目が覚めるの
あたしおかあさんだけど(高齢出産でも若い園ママたちに負けないわ)
大好きなプリンは絶対に譲れない
あたしおかあさんだけど(高齢出産でも若い園ママたちに負けないわ)
ひとり新幹線で仙台へ
あたしおかあさんだけど(高齢出産でも若い園ママたちに負けないわ)
こう見えても家族が大好き

もしもおかあさんになるまえにもどれたなら 会社員に戻るわ
給料総小遣い 全部バイクにつぎ込むわ
それぜーんぶやめて いま、あたしおかあさん
それぜんぶより 家族でバイク乗ること目指すわ

おかあさんの理想と現実

この歌を聞くであろう未就学児の子どもとその母親。

母親に焦点をあててその現実をリサーチし、現実の厳しい部分を美化した歌詞に仕上げたら、そりゃ反感買いますよね。反感買えば注目されて話題になれば、なんらかのお金が動きます。

それが狙いとしか思えない、この歌詞。

たしかに子どもが生まれることで、これまでの生活とは異なります。特に授乳中は、好きなことを我慢する期間もあるでしょう。そのあとも、保育園に入れず仕事を辞める人がいたり、そうでなくても日々子どもに振り回されています。

昭和の時代は「全て子どものために諦めろ」そうだったかもしれない。今もそうかもしれない。だけど、今は全てを抑えた母親に育てられたら、子どもは「生まれて来てごめんなさい」となってしまう…そんな考え方があるのです。

ターゲットとなる母親である芸能人が、こぞって「感動した」とかコメント出してますね。今まではそこで「いい歌です」で終わるのですが、今は個人がネットを通じて発信出来る時代。ですから批判意見やそれをパロディにした歌詞が生まれるのです。

うさくま堂が息子のためにできること

たしかに出産から1年くらいは、自分のことは何もできませんでした。でも、「おかあさん」という立場に慣れ、保育園に通わせ外部との交流が生まれることで、いろいろと自分に目を向けるようになりました。

高齢出産ですから、同じクラスに通わせるおかあさんは、みんな若くて綺麗なんですよ。当然仕事復帰してますからね。それに引き換え私は、高齢出産でただでさえオバサン。自営業だからかなりラフで、行きすぎるとだらしないオバサンになってしまいます。

そんなおかあさんだったら…子どもが恥ずかしいでしょ。お前のかあちゃん、すっげーババァで汚らしいとか言われて、いじめられたら可哀想。

いい意味での「キラキラ起業女子」として、しっかり稼いでビシッと決めて身なりも整えて、お友達に自慢できる「歳取ってるけどカッコいいかあちゃん」でいたいのです。


ただし、私自身も好きでやっているため、息子が私のプリンを勝手に食べた時は、全力でものすごく怒ります。そして、なんだかんだとバイクに息子を巻き込んでいます。