フリーランス・個人事業主が名乗れる「肩書き」とは

なんでもOKです!

ただし、代表取締役を除きます。

※うさくま堂デザインおよびうさくま家を代表する方々

フリーランスや個人事業主が名乗れるもの

フリーランスも個人事業主も法律的な立ち位置は同じ。会社ではなく個人として、企業や別の個人と契約して報酬を得ています。個人事業主であっても5人以内であれば、スタッフ(雇用している人)が認められます。

複数のメンバーで運営すると個人ではなくなりますが、負債など事業で起こった全ての責任を負う「無限責任」となります。

そのため、それぞれのメンバーに対して「社長」「営業」「事務」といった役職を表す肩書きって必要ですよね。ですから、代表、リーダー、CEO、主宰、社長etc…たとえ1人でやってる事業であっても、これらは問題なく名乗れるのです。

個人的な好みでよいかと思います。一般的には代表としている方が多い印象です。

うさくま堂デザインは何でもよかったのですが、代表はやっぱ家族のイメージでしたので「主宰」としています。主宰もいらないけど、たまに書類で役職を書く必要があったので、なんとなく気分で主宰にしました。

代表取締役…これは株式会社しか名乗れない

ただし、代表取締役と名乗れるのは、株式会社だけです。これは、会社法で決められていることですので、個人事業主が代表取締役となのってしまうのはいけません。

株式会社とは個人とは異なる「法人」です。ざっくり言ってしまうと、定款(ていかん)と呼ばれる会社の約束事を決めます。それに従った会社名、本社所在地、代表者、取締役、事業内容、決算、株の発行etc…を決めて、法務局に届けます。

法人は、個人とは切り分けて考える「有限責任」です。ですから、個人が負債などの事業で起こった責任を問われることはありません。

有限会社の場合は「取締役」、合同会社の場合は「代表社員」と名乗るのが一般的です。代表取締役の表記については、可能であるとする法律事務所のブログがあるかと思えば、株式会社と混同するので避けるべきとするブログも見られ、現在のうさくま堂では判断がしかねます。

設立時に法務局にきちんと確認するのが好ましいですね。


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