仙台かさこ塾で得た「気づき」東京で「行動」して見えたこと

2016年を振り返ると、かさこ塾で始まり、かさこ塾で終わりそうな1年。

1月から始まった「かさこ塾 仙台」を受講。地方での再受講やイベントは行けませんでしたが、東京や千葉で4回再受講しました。

東京への急な引っ越しがあり、仕事や日常がグダグダになりましたが、かさこ塾で得たことから行動に移し、出会った仲間とのつながりに救われた年です。

4回の受講が終わってからが始まりという意味が、1年経って見えてきました。

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4回終了後うさくま堂が目指したもの

受講を終えて、うさくま堂が何を目指すかが具体的になりました。

これまでは「起業家の想いをカタチに」と掲げていますが、どうやって想いをカタチにするのかを実践するにはどうしたらよいのか考えるようになりました。

かさこ塾では宿題があり、肩書きやキャッチコピーを考え名刺を作ります。

肩書き等の中身については、講義内容やかさこさんからのアドバイスや同じ塾生同士でフィードバックする機会がありますが、デザインする上での部分は触れておらず「デザイナーに外注」との表現があります。

もちろん、お仕事として依頼もあり嬉しいことではありますが、趣味を深く掘り下げたい方や、駆け出しでコストがかけられない方へ向けて、「自分でデザインするときに気をつけることは何か」という切り口のブログや動画をいくつか用意しました。

 

お仕事の依頼や紹介へつながった情報発信へ

上記のことを意識し、名刺のほかにもチラシや看板等の広告全体に大切な考え方やデザインに関して、私なりの想いを発信するよう心がけました。

あいにく爆発的にアクセスアップとかはありません。アクセスが多く検索流入も「女性起業家」「秋山木工」「村田マリ」が多く不本意だと思っていましたが、それらの記事と一緒に広告やデザインの記事も細く長く読まれるようになりました。

そのため、お会いしたことのない塾の仲間とつながっても「うさくま堂の竹村はデザインの仕事をしている」ということを覚えてもらい、何かデザインを頼みたい時があったり、デザイナー紹介してという話を聞いたりした時に、私を思い出し連絡をくださった方が多々いらっしゃいました。

 

実績紹介としてのセルフマガジンとホームページの完成

自分ひとりでは後回しにしていた「ポートフォリオ」の制作が、それぞれ2ヶ月かからず完成。

セルフマガジンは、かさこさんの別途個別サポートをお願いし、法人取引も意識した営業ツールとして作りなおしました。

その後、かさこ塾再受講で席が近くだった、オフィス『仁』のいでじんさんのコンサルを受けながら、Wordpressの使い方を覚え、このホームページができたのです。

セルフマガジンは、実際に新規のお客様との面談で持参し、好印象でお仕事につながりました。SEOは苦戦しながらも緩やかに上向いており、それを励みに発信を続けています。

 

なにより東京で孤独じゃなかった

もともと川崎市出身で都内の学校や会社へ行ってましたから、友人の大半は東京近郊です。

だけど、仙台から戻ってすぐ連絡とって気軽に会える…というものではなく、当面は引きこもるのか、どう営業するのか、仙台で引っ越し準備中は悶々としていました。

ですが、東京に戻ってすぐに「かさこ塾フェスタ」に行ってみたり、再受講のほか卓球大会や撮影会に参加したり、気がつけば予定がたくさん増えて、忙しくなると塾つながり以外からも仕事も入ってくるという好循環でした。

気持ちが明るくなると、独身の頃からの仲間とも連絡を取り、遊びの輪に加わり、そこから仕事へもつながったことがありました。

 

自立した個人の一匹狼の群れ

結婚から2年で埼玉を離れて仙台へ、その後2年も経たずに東京へ戻って感じたことが、かさこ塾が目指す「自立した個人の一匹狼の群れ」の意味です。

一匹狼は比喩なので羊でもなんでも構わないのですが、小学生の女子がつるむグループ感覚を20年も30年も引きずっている大人が多すぎます。特に、子どもができると「ママ友」で悩む人の大半は、その意識でしょう。

さらに転居が増えると、その土地で孤独でいるのは好ましくないのですが、親しくなった数少ない友人に依存して束縛するような関係になってしまうのも不幸です。

家族や仕事を大切に生きる日常の中で、家族に依存しないために仕事や社会と関わりを持つ意味を、「自立した個人の一匹狼の群れ」の中で、改めて認識できたことも大きな意味がありました。