風景が含まれる写真は水平垂直をしっかりと

水平垂直は極力ビシッと決めましょう!

少し前に記事にした「人物撮影の超基本!串刺し・首切り・目指しは絶対NG」に比べたら、デザイナーがIllustratorで修正可能ではありますが、撮影段階で極力意識をしてほしいな…と思います。

まずはシャッターを押して捉えることが大事なのは理解できますが…少しの注意で写真がグッと変わります!

そもそも「水平垂直を出す」ってどういうこと?

例えば風景写真を撮る時に気をつけたいことですが…

  • 水平線や地平線を撮る時は、斜めにならないように真横にする
  • 建物、木、柱等が写っている時は、まっすぐ垂直になるようにする

室内であればドアや窓枠、テーブルの縁に注意しましょう。画面に対して水平垂直になるか、シャッターを押す前に一息入れて撮るように心がけてみてはいかがでしょうか。

そうはいってもそれが水平垂直なのかどうか、自信がなければ「ガイド」を出すとわかりやすいです。

iPhoneだとこんな感じ。ちょっとわかりにくいですが、白い線で画面が9分割されています。見本では背後の柱を右側の縦線に、角度を合わせています。

水平垂直が、あってない写真とあってる写真

こちらの写真は右上がり(左下がり)になっているのが、赤い点線で示したテーブルの縁でわかるかと思います。本来水平の角度は、赤い実線です。背後のドアは左に傾いており、こちらは青い点線で示しています。

ほんのわずかなズレですが、こちらのほうがスッキリ見えます。

必ずしも必要なことではないけど…

水平と垂直は、Illustratorでデザインする際に直せますし、人物のNGよりも修正は簡単です。

また、必ずしも水平垂直が正義ではなく、あえて水平垂直を崩すことで躍動感を写真に与えることもあります。

ただ、先の例で見せたような「ちょっとのズレ」は、意図的にズラしたようには見えず、写真として不安定な感じがします。

スマホのカメラでスナップ撮影でも、一眼レフで本格的に撮るのであっても、簡単に自分で角度を調整することは可能です。インスタ映えやフェイスブックで映える写真を目指したり、プロを目指しているのであれば、ほんのちょっとの手間をかけるだけで印象が変わります。



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