個人事業主がFacebookをどう使うのか

普通に好きなことや気になることを発信したらいいと思うのですが…

※荒川を30km走った時の写真

お客様はどこにいるのか?

Facebookで役立つ情報を発信して、仕事につなげることは間違いじゃないとは思います。反面、お客様は一体どこにいるのか…と考えた時、かならずやFacebookにいるとは限りません。

B to Cであれば、もっとリアルな活動の場に近い人、B to BであればFacebookで繋がっていることは希少です。

実店舗を持っているならばその地域の方に目を向けた方が早いですし、ネットで完結する業種(ネットショップやzoomを使ったコンサルティング、各種講師業等)であっても、本当にそのサービスを求めている人と、必ずやFacebookで繋がっているとは限らないですよね。

もちろん、Facebookを通じて「こんな仕事をしています」と発信することも大切なのですが、あまりに度を越すと営業ばかりでウザい感じがします。正直、興味ない講座の案内ばっかり、お世辞にもほしいと思えないハンドメイドの紹介ばかりでは、そっと距離を置きたくなります。

また、Facebookの投稿を見ても、「営業うざい」「勧誘うざい」とのコメントも、ちょくちょく見かけるんですよね。

Facebookでつながっているのはどんな人?

営業ツールと割り切って、見込み客と思われる人に友達申請をしまくって、Facebookの友達は見込み客でしかない…という方も大勢いらっしゃいます。が、健全な交流ができていないのが大半です。

見込み客と思っている友達も、実はあなたを見込み客としか思っていないかもしれません。そうなると、お互い営業だけ行い無反応だったりしませんかね。

趣味や交流の場でつながった友達が多い方であれば、営業的な仕事の投稿よりも趣味や日常の投稿が多くなってしかり。営業ばかりでは嫌われてしまいます。

気軽に営業できるFacebookに頼るのではなく、面倒でお金がかかっても本当に見込まれるお客様がどこにいるかを考え、そこにアプローチしていく営業が大切なんじゃないでしょうか。

反面、Facebookに実際のお客様や確実な見込み客がいる場合は、その言動はより注意が必要です。以前お話会に参加したアドバイザーはとてもひどく、そのアドバイスの内容が「子どもの個性や違いを受け止めましょう」という軸なのに、Facebookに面白い投稿しても「うけるね」をつけないなんて空気読まない…云々という真逆の投稿がありました。これでは、アドバイスを受けたお客様の信頼を失っているようなことにつながります。

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うさくま堂が求めるお客様はどんな方なのか…を冷静に考えたところ、Facebookでつながりはあるかもしれませんが、ないパターンがとても多くあります。または、仕事の依頼を受けたことがきっかけで、Facebookでつながっています。

もちろんFacebookを通じてのご依頼や特定のグループでのつながりからのお仕事もあります。ですが、そこにフォーカスして発信するよりも、デザインを必要としている方に目が止まる場所に広告を出してみたり、自ら出かけて営業してみたり、既存のお客様との交流に力を入れたりしたほうが、仕事にはつながっています。

これまでは特定のグループにおいて仕事の依頼が大半でしたが、少しずつホームページからのお問い合わせが増え、既存のお客様からのリピートやご紹介も増えました。

最近ではネット広告を経由してのお問い合わせも来るようになりました。

今は仕事に関するつながりよりも、地元の飲み友達やランニング友達との交流が増えました。そんなわけで、ここ最近は「ランニングの記録」「息子のバカ話」が中心です。


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