ネットワークビジネスで本当に得するのは誰かが分かると断る勇気も生まれる話

Facebookのタイムラインに、ネットワークビジネスの話題がたくさん流れてきました。流行っているのか、それとも困っているのかわかりませんが。でも、残念ながら困っている方のほうが、多いのかもしれませんね。

ところで、そのネットワークビジネス、いちばん設けているのは誰だろう?

それ、運営会社ですよね。

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うさくま堂とネットワークビジネスの関係

印刷会社に就職する前、とあるネットワークビジネスの日本法人にて、派遣社員として働いていました。その会社が扱う化粧品のリーフレット、社内や店舗に掲示するポスターのデザインの他、ネットワークビジネスに関わる諸々の印刷物を担当していました。

その…私が目にした「目的を語らずに行うセミナーや勉強会の禁止」とか、あくまでも「商品を気に入ってもらいましょう」みたいな冊子やチラシを作りました。

でも実際には私が想像する以上に、不愉快に思っている人もいるんでしょうね。とても居心地のよい素敵な会社ではありましたが、ごく親しい人にしか仕事の話はできませんでした。

ランチ時にオフィスの近所にあるファミリーレストランへ入ると、大概3-4人の若いグループは勧誘していましたね。

何が問題なのか…それは「買い込み」

ネットワークビジネスはピラミット構造で、下の人は殆ど利益はでません。商品を紹介した人が会員になって購入し、また新たに会員を増やすことで利益を得られる構造なのです。

そこで、やってしまうのが「商品の買い込み」です。たくさん買わないと利益が出ないので、仲間を増やせない場合は買い込むしかないのです。。

いわゆるポイントに縛られ自分で商品を買い込み、それを人によっては詐欺まがいな方法で誘い込んで売り込んだり会員にしたり。最終的にはお金も友達も、場合によっては家族も失います。

もちろん、成功している方だけはキラキラしてます。何千万も売り上げるディストリビューターもいます。

レセプションパーティーの準備でパネルや冊子の制作に追われ、派遣社員であるにも関わらず徹夜やタクシー帰宅をしましたね。懐かしい…

そして利益を出すのは当然…

当然といえば当然の話なのですが、私が派遣された会社そのものの利益につながるだけなんですよね。

都内のタワービルにオフィスを構え、充実どころが無駄な福利厚生がたくさん!そして、給与の高さ!おかげさまで、派遣でありながらも相場以上の金額をいただいていました。そのあと正社員で働いていた印刷会社と、年収ベースでは殆ど大差なかったくらいです。

確かに商品自体は素晴らしいものは多々ありますが、会社から支給されていたので有り難みはなかったのが本音。

素晴らしいと実感した商品を自分で使うため、またその商品を欲しいと言ってくれた友人に売るためだけに利用するのが、結局いちばん得するのではないかと思います。

人を集めて商品を買い込んで、結局いちばん得をするのは、一部のディストリビューターと会社なんですよ。

他人を巻きもまず本質に沿ったビジネスを行いその一部に商品があるのが、健全な売り買いの原則です。

やたらとキラキラした儲け話をされた時は

未だにキナ臭い話題に事欠かない、ネットワークビジネス。

エステ会や実践セミナーを無料で開催し、1対複数で囲い込んでノーと言えない雰囲気を作り出します。

まず、久々に会った友人の誘いに1人で行かないこと、もししつこい勧誘を受けてもキッパリと断る勇気を持ってください。

昔親しかった人であれ、お世話になった人であれ、そんなことで恩義を感じる必要は1mmもありません!

私が派遣で働いていた会社は、外資系の大手で化粧品や健康食品を扱っていましたが、きちんとした相談窓口があり、素性を明かさない勧誘は会社で禁止していましたし、実際そのような資料を制作していました。

しつこい勧誘で困った時は、本社へ連絡するのも手です。

勇気を持って問い合わせてください。

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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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