仕事の効率アップと品質向上ためには、質と量とはどちらが大切か
「量より質」といいますが、その「質」を高めるために必要不可欠なものは「量」であります。
非効率なことだけど量をこなす意味
何かデザインの依頼があった…たとえばショップカードを作るとします。
決定はコレ
最初に一発でこのデザインを導くことができたら、それは効率よく仕事ができて素晴らしことです。
逆にいくつも作って30くらい作って、だけど最初のものに決まったら…
いくつも作ってデザインが変わって、変わったものが採用となれば数をこなした意味があります。でも、効率が悪くてダメってことではないのです。
なぜなら、結局最初のものに戻すにあたっての「裏付け」があるから。
対して、一発で作り上げたものに対しては、それがベストだと判断するための比較材料がないため、「裏付け」がないのです。
効率優先で素早い仕事をするために
アイデアは数出して考え抜いて、だけど本当に時間も予算もない中で、サッと用意すべき時も多々あるかと思います。
そんな時も、日頃から1つの案件に多くのアイデアを出す習慣があれば、採用しなかったものもアイデアとしてストック。引き出しにたくさんのアイデアがあれば、瞬発力を要求される場面でも、ストックしているアイデアから流用できることが多々あるのです。
質を高めるためにも、効率を上げるためにも、日頃から数をこなすことは大切で、これはデザインに限らずどんな場面にも通じることだと思います。
どんなことでも数をこなしスキルアップすることは、初心者はもちろん経験者も忘れてはいけないことですね。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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