ブラック企業やパワハラへの対処方法とは
ブラック企業。自殺するくらいなら辞めろとか逃げろとか言うけれど…
パワハラに合えば自分を卑下しすぎたりで、正常な判断ができなくなります。
パワハラやストレスに対しては「向かう」「受け入れる」「逃げる」をうまく使い分けて対処したいです。
デザイン制作会社とメーカーに在籍した印象
40歳で印刷会社を辞めるだめ在籍した会社は多々ありますが、デザインの制作の仕事に一貫し15年。制作会社とメーカーの両方に在籍しました。
お客様から請け負う仕事は、広告関連に限らずブラックでハードなところがあり、制作会社では残業100時間超なんて当たり前。残業代も固定(=ない)です。
対してメーカーも2社ほど在籍しましたが、契約社員という立場や部門・時期によって異なるものの、それほど残業している社員はいなかったように思います。
好きなことなら苦にはならないけど…
好きでやってるデザインの仕事であれば、確かに苦にはなりません。
とはいえ私の場合、休日が月2日、残業が300時間超なんてことを数ヶ月続け、食事が喉を通らず体重が34kgまで落ち込んだ時には会社を辞めました。
ディレクションの仕事はとても楽しいけど、過度のプレッシャーに加えて仕事量がキャパを超えてましたので…。明らかに「ヤバイ」状態の変化でしたので、まわりからも仕事を変えるように言われました。
反対に、そこまで酷くはないけれど、「仕事ができない奴」と言われた時は「どうすれば仕事ができるようになるか」と真摯に向き合い、「いい年してまだ結婚しないの」と言われた時は「ぜひとも男性を紹介してください」と返し続けてきました。
業界の体質とミスマッチの認識
もっと怖いのは、明らかに体に不調が起きたわけではなく、精神的な苦痛を受けながらも会社に洗脳された状態です。社長がワンマンな中小企業・ベンチャー・スタートアップ等が該当するかと思います。
大手企業だと規模が多すぎて、部署ごとにそのようなパワハラが行われても、会社としては管理しきれないんでしょうね…。
広告制作業界が、いい状態とは思えませんが…大手広告代理店・電通で、新入社員が自殺した件では過労死が認められたとのニュースがありました。
ここでも「なんとかならなかったのか」との声がありましたが…もう「なんともならない」んですよ。
広告業界の体質も改善し使い捨てのクリエイターがいなくなれば嬉しいのですが、うまく回っている部分もあるだろうし変わるものではないでしょう。
学生のうちに知っておきたいこと
一度の就職で人生が決まることはありません。確かに人生に大きな影響は与えるかもしれませんが、そっから先のほうが人生長いのですから。
その業界や会社と合わなかった時、もっと気軽にジョブチェンジができたり、適正や能力が存分に発揮できる仕事を探せたら、「なんともならない」前に、自殺以外の道を見つけることができたでしょう。
彼女の死を無駄にしないために…パワハラをなくすとか業界の体質を変えるとかも大切ですが、ジョブチェンジや転職によるスキルアップできる可能性を、名門と呼ばれる大学こそ就職指導で触れたら、就職活動もしやすく人生そのものがプラスに転じる人が増えるのではないか?と思います。
どこにいても、どうがんばっても、多かれ少なかれ「パワハラ」「セクハラ」その他いろいろな精神的なストレスにはぶつかります。それをどうやって対処するか。「向かう」「受け入れる」「逃げる」をうまく使い分けたらストレス軽減です。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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