「革命のファンファーレ」で気がついた絵本を買った動機と「信用の貯金」

絵本はできるだけ息子に選ばせていましたが、実は「革命のファンファーレ」に書いてある通りに買っていました。

西野亮廣氏の最新著書「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を読んでの所感です。

「えんとつ町のプペル」を手に入れるまで

西野氏が最初に出したビジネス書「魔法のコンパス」は、たまたまFacebookで好評な意見を多く目にしたので、Amazon…しかも中古で買った本。その中で「えんとつ町のプペル」に関して知ったものの、絵本としては高価な上に当時3歳の息子には難しいと思つつ、自己満足のために「息子へのバースデーメッセージ入り絵本」を注文していました。

でも、2016年11月3日から開催された、「えんとつ町のプペル展」を息子と見に行ったところ、彼は原画に夢中!

単純に絵の現物を私自身が見たいこともありましたが、息子がどのような反応を取るかを確認したかったのです。

絵本は注文したものの、まったく反応がなかったら…とも思いましたから。それに対して大喜びの息子に安心していました。

普段は息子に選ばせるか、自分が子どもの頃に好きだったor本屋で見て雰囲気がよかった絵本を買っていますが、「えんとつ町のプペル」に関しては購入前の情報がない状態=予約購入でしたので、どんな本かが気になっていたのです。

絵本の無料公開・本当の意味

この話の内容は絵本が届いた時に、息子と一緒に読みたかった…そんな個人的事情があったのと、本の到着を楽しみに待っていた立場もあって、無料公開は「予約で待っている人がいるのになぁ」と、少々不快に思ったのは事実。

9月に予約したのに、まだ手元に本がないのに…買わないでも読めちゃうんですよ(笑)

でも、それはとっても「ケツの穴が小さい話」で。

絵本なのに2,000円もする本は、子どものためでも自分のためでも、早々気軽には買えませんよね?私もそうです。だからこそ、クラウドファウンディング経由でサインの特典付けましたから。

この無料公開は、お母さんが子どもに絵本を買う行動をしっかりと見極めた上で、戦略的に行われたこと。無料で公開しているから、普段は忙しくて本屋にも足を運べない主婦でも、中身をしっかりと確認した上で子どもに本が買えるのです。しかも本屋へは行かずに。

私自身が「えんとつ町のプペル」を買った行動も、欲しい絵本を予約して見たい絵を見ただけと思っていましたが、手元に届くまで時間があったので「買って良かった」という確認作業をしたかったのでしょう。

そして、無料公開後にプペルは再び売上が伸びたことは、西野氏のブログでも「革命のファンファーレ」にも書かれている通りです。

情報の時代と言われた、次のフェーズが「信用」

デザインの専門学校に通っていた頃、ある先生が「これからは情報の時代になる」と言ってました。卒業したのちにWindows95が発売、インターネットが普及、携帯電話からスマートフォンに代わり、手軽に情報を収集できる時代で、情報に価値が生まれました。

その情報に価値を付加するのが信用で、信用はお金を可視化したものですから、信用できる情報にはより価値が生まれてきます。

絵本を無料公開することで信用が生まれお金が動くように、どれだけ自分の力を与えて世の中の役に立つか、その信用が回り回って価値を生むのだなと、改めて感じました。

どんな力を与えれば良いのかは徹底的な他者目線でないとわかりませんから、とにかく相手の立場を理解し誰がを解決したいのか、相手に寄り添う姿勢は大切ですね。

学校では教えてもらえない、お金の本質。

今はまだ息子も「ごみにんげん」を喜んで読んでいますが、いづれは「革命のファンファーレ」の内容を理解して欲しい。

そのために、まずは親がきちんとお金の本質を見極め、「信用貯金」が必要なのです。


関連ってほどでもないですが、西野氏のオフィシャルブログには息子の写真が出てるんですよ!
2017年3月の記事です→「3000万円以上の領収証」

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