女性起業はブームなの?Facebook広告で見つけた不安を煽る宣伝方法
うさくま堂の主な仕事は「デザイン全般」なので、ブログでも「デザイナー以外の方でもデザインに関わる上で役立つ内容」なんてことを意識したり、デザインのちょっとした情報を書いています。
が、、、それよりも女性起業家のクソみたいな話のほうが、読まれているんですよね。
やはり、それだけ女性の働き方のひとつとして「起業」というものに、関心があるのでしょうか?
※この小一時間ほど前まではジャケット着用で、女性起業家っぽかったんですけどね(笑)
女性起業って…ブームなのか?
たまたまFacebook広告で見つけたもの。
女性起業がブームで、スキルも資金もなくてもできるそうです。
週間SP△あたりがよく特集してそうですが、とにかく不安を仰いで仰いで、最後はインターネットビジネスの情報商材へと結びつけます。
今時、不安を煽る広告は、あまり効果がないと言われているのですが、情報教材的なものだと有効なのでしょうか?
スキルも資金も不要=誰でも簡単にできること=ライバルが多くて儲からないであろうこと…これが正常に判断できればよいのですが、切羽詰まった時は正常な判断ができず、投資という言い訳のもとで情報やらセミナーやらに多額な費用をつぎ込んでしまうものです。
女性起業家・ママ起業家への幻想と現実とは
家事や育児の合間に、または本業との合間に…隙間時間を有効活用して気軽にお金を儲けるなんてこと、本当にできたらいいですよね。
でも、本気で好きなことを仕事にして、ビジネスとして起動に乗せるためには、地味なことや好きではないこともついてきます。
うさくま堂なら、会社員であればデザインの仕事に専念し、毎月決まったお給料をいただき、その清算は経理が行い、お客様とこやりとりは営業さんが助けてくれます。
でも、フリーランス・起業となると、それらもすべて自分で行い、常に情報を発信し、お客様と見込まれる方には積極的に企画提案を行い、デザインの仕事として受注、そこからデザイナーとしての仕事が始まります。
それでも嫌にならないのは、すべてデザインの仕事が楽しいからこそ。そこへ行き着くための様々なことや、納品後のことも苦になりません。好きなことを仕事にしていたら、そんなに嫌なことはないのです。
それでは、お手軽にできること、儲かることばかり考えていたら…
当然そこには「お金」以外のものがなく、かつ誰もがやっているようなことであれば競合も多く、好きなことではないので「気軽に隙間時間で…」であっても、楽しいのか疑問です。
また、本当に利益をあげられるかどうか、一時的に利益が出ても継続できるのか。情報教材への投資額が回収できるのか。回収できないからといって、また別のセミナーで勉強したり。これをずっと繰り返すだけでは意味がありません。
女性起業が「ブーム」だからって起業するのはどうなの?
女性が起業した。
ずっと専業主婦だったけど、好きなことを何か始めたら、それが仕事につながり起業したとか。
ずっと会社員だったけど、結婚を機会にフリーランスになったら、うまく仕事が続いたとか。
それならわかるのです。
ですが、今現在が会社員で、仕事を楽しくできてお給料もいただいて、プライベートも充実しているのなら、その現状を維持〜右斜め上にもっていけたらいいと思います。
ブームだからって、女性起業を目指すというのは、何だかスナック等で社長と呼ばれて喜ぶオッさんと同類ですよね。
自分が求めているものや、幸せと感じるものの本質を見直して、目先の利益を煽るビジネスに騙されないようにしたいものだと、つくづく感じました。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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