売上が伸びない・集客ができない…まず見直すべきこと

お客様が何を望んでいるか、何に困っているか、どうしたいと思っているか…

お客様のことを徹底的に考え抜いて、それを事業に反映させるしかありません。

チラシだブログだ…他のことは何もしなくていいから、まずは話はそれからだ!

※この際、ハッキリさせましょう!

具体的にどういうことなのか?

売上が伸びない、お客様が来ない…そんな時、やたらと広告を出したりブログやらネット広告やらに力を入れたりしたくなりますが、これはお客様のことを徹底的に考え改善したあとにやるべきこと。

では、見直すってどんなことなのか?考えてみます。

お客様の都合より自分の都合が優先ではないか

私自身、フリーランスとして悩ましいところ。

あまりにお客様に合わせすぎると、ずっと仕事に没頭してしまいがち。自分の生活を犠牲にしては本末顛倒です。

とはいえ、どうしてもここは…という時は、お客様の思いにできるだけこたえる努力は必要です。

うさくま堂のようなフリーランスは、ともすれば延々仕事ができてしまいますが、息子が自宅にいる時間は家事育児に向き合い、保育園に行ってる間と早朝に仕事を行います。なので9時半〜17時半が実質稼働時間。

それでも、たとえばどうしても10時に1時間かかる場所で打ち合わせがある場合は、できるだけ合わせられるよう保育園にお願いし、いつもより30分早く息子を受け入れてもらいます。

そして、万一保育園から急な呼び出しがあっても対応できるよう、日頃から17時半〜翌朝までは作業予定を行わないようにしています。

そのサービスを提供する時間は適切なのか

店舗運営されている方(自宅サロン含む)だと、そもそもお店を開けている時間がニーズにあっているかどうかは大切です。

サラリーマンをターゲットにしているにも関わらず平日の日中しか営業していない…オフィス街で昼休み狙いでなければ、まずお客様は来店できないでしょう。

先日、オープン前に名刺をデザインし納品した「あやこまごころ診療所」(群馬県安中市)では、朝8時から14時までが診療時間。14時30分以降は予防接種や訪問医療(いづれも予約制)を行うそうです。

これは、患者さんには高齢の方と子ども連れの方が多く、午前中のほうがニーズが高く午後は比較的ゆとりがあるため。一般的な診療時間と変えているのは、お客様のことを想定しそれに合わせた結果なのです。

また、所長のあやこ先生ご自身も3人のお子さんがいらっしゃるので、このような時間のほうがご自身も動きやすい一面がありそうで、無理せずに患者さんに合わせた時間に医療サービスを提供できそうです。

参考:クリニック・患者さんのために何ができるのか地域の方に伝える女医さんの名刺

お問い合わせ先はわかりやすいのか

今は個人事業であれ、ブログやホームページを持つ方が大半ですが、連絡先や問い合わせフォームはわかりやすい場所にありますか?

うさくま堂のようにネットメインであれば、問い合わせフォームの場所や動線を意識する必要がありますし、店舗を構えている場合は、住所や地図、電話番号、営業時間が明確にわかる仕組みができていますか?

特に女性をターゲットにしている場合、女性は方向音痴ですよね。

地図はわかりやすく、必要に応じて最寄駅から外観の写真があると親切です。本来ならば提供するサービス内容で!と言いたいでしょうが、場所が複雑でわかりにくいと、それだけで行ってみたいという思いがくじけてしまいますから…。

金額はわかりやすいのか

やたらと値引きやセット割引、オプションで追加料金があって、それをきちんと計算しないといけないのは、お客様にとって不安でしかありません。

ホームページやチラシに金額を載せる時は、極力シンプルで明瞭会計が好ましいでしょう。

広告の手法として、通常3,900円の品が2,900円で3個買ったら1つプレゼント…とか、安さを煽る手法ではあります。

反面、この手の手法はよくみられるので、結果高くつくのではないかと思われる一面もあります。

個人で商売されている方は特に安易に安売りせず、適正な価格をシンプルに伝えることから始めませんか?

ちなみにうさくま堂は、ベースとなる金額は「料金表」に掲載していますが、個々の案件や予算に応じていますので、必ずお見積をお出しし金額に納得されてからの開始となります。

適正な金額であるのか

同じ商品やサービスであっても、高級志向なお客様をターゲットにしていれば、付加価値をつけて価格もあがるでしょう。逆に気軽に試せることがウリで繰り返し来て欲しいと思うのならば、サービスを絞って価格もさげた方がお客様に求められます。

うさくま堂は日中仕事をしているので、公立の認可保育所に預けています。区からの補助があるため安価で預けられますが、公立ということもありサービスは保育に必要十分なもの。延長等もありませんが十分満足いくものです。

特徴ある子育て(勉強させる、自然と戯れる、食にこだわる)を強みとした保育園となりますと、制約が少ない認可外保育所となり、費用も高額です。仙台市在住の時は認可外保育所で費用はやや高めでしたが、そこでは週1回英語の時間があり外国人先生がいらっしゃいました。

お客様に快適な環境を与えているのか

特に店舗においてサービスを提供する時に考えたいことです。

特に、子どもを連れていくと、その違いが歴然となります。

子連れママをターゲットにしているにも関わらず、危険がいっぱいの店内になっていませんか?こだわりのインテリアが子どもの興味をそそぎ、危険につながってはいけません。親も「壊してしまったら」と気がきではないかもしれません。

レジ周りに荷物が置ける台や、子どもを座らせて置ける椅子等は用意していますか?小児科では当たり前のようにあるかと思いきや、全く何もないどころか、近くに待合の椅子すらもないのは不便。

直接サービスに関係ないことかもしれませんが、ターゲットのニーズとお店の考えがズレていると思いませんか?


うさくま堂個人が体験したお店等で、これはいいと感じたものやこれはダメだろと思ったことをヒントに、ざっくりと並べてみました。

一見売上にはなんら関係のないことかもしれませんが、些細なことからお客様のニーズを考え改善し、軸となるサービスの提供につながるのではないでしょうか。

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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
・うさくま堂のサービスはいくら?