40代女性向けにおしゃれなチラシを作る時に絶対にやってはいけないこと

小さい文字でたくさん文章を載せること。これは絶対にやってはいけません。

だって読むのが疲れるから。

※たくさん手にする名刺にチラシやセルフマガジン。私も歳にはかなわず、本文の文字が小さいものは読むのが辛いから読まないです…ごめんorz

おしゃれに見せたい時は文字が小さくなりがちですが…

40代女性向けに、おしゃれにチラシを作りたい、イベントのご案内ツールを作りたい!見出しは大きくて本文は細く小さい文字だと、メリハリが効果的!文字が小さい分だけ行間もとれて、おしゃれですよね。

でも、40代から徐々に始まるのが「老眼」。老眼ではなくても、目の疲れはかなりのものです。特に、10代後半からコンタクトレンズを使用し続けている方は、40代ではコンタクトレンズ歴が20年を超えるため、コンタクトレンズの使用頻度を下げて目を休める必要があるほどです。うさくま堂が当該しますが、専門家じゃないので詳しいことは省略するので各自でググってください。

30代で中高年向けの化粧品カタログを制作していた時、クライアントさんからよく注意されました。

当時は「これくらいあれば読めるかと…」と思っていましたが、自分がその年齢になって何故注意されたか、今になって納得です。特に若いデザイナーが40代以上をターゲットとするツールを作る時は、注意しておきたいことです。

うさくま堂が作るチラシの文字はどれくらい?

チラシのように手に取って読むツールの場合。

  • 本文:12級〜14級=8.5〜9.9ポイント=3〜3.5mm
  • 1行の長さ:12文字〜20文字、最大でも30文字(文字サイズによる)
  • 小見出し:本文より2級以上大きく(約1.4ポイント、0.5mm大きく)
  • 最低サイズ:8級=5.7ポイント=2mm
  • 行間:本文は1.5倍をベースに、文章量とフォントで調整

会社員時代からの経験的にも、このような感じで制作しています。これがベストかどうかはツールによりますし、フォントや文字の色でも変わります。ただ、他のサイトをググってみたら大体同じですから、あながち間違っていないでしょう。

本文に関しては、上記の文字サイズでも中高年をターゲットとした場合は厳しく、先述の化粧品カタログでは16級(11.38ポイント、4mm)くらいで制作していました。

また、フォントの種類や太さでも印象は大きく異なります。明朝体のほうがゴシック体より細いため、文字が多少大きくなっても圧迫感はありません。ゴシック体は多少小さくなっても、大きく見える傾向があります。

文字が小さいと読まれない

文字が小さくて、ギッシリとたくさん書かれているチラシは、読まれず捨てられる傾向があると言われています。

それには理由があり、読みにくいものは疲れるからなのです。

当然若い人でもそうですし、子どもならなおさら。歳を重ねたら目の機能的に、小さな文字は優しくないのです。

きちんと考えて作っても捨てられてしまいがちな販売促進ツールですから、せめて読みにくくない文字の大きさを考えてみませんか?

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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
・うさくま堂のサービスはいくら?