食品関連でプチ起業から頭一個抜きん出るたったひとつの方法
それはズバリ
法令遵守
食を扱う仕事を自分でしたいなら…
もう随分前になりますが、手作りの食品を販売したい方からの相談およびアドバイスに乗ったことがあるんです(その件に関しては、このブログに関する許可をいただいております)。
その時にいろいろ調べてたのですが、食品を扱う場合は様々な許可が必要です。
詳しいことは東京都福祉保健局「食品営業はじめてナビ」に記載されています。
これは東京都の場合ですが、ほぼ全国の自治体同じと捉えてよいでしょう。
具体例は上記サイトを読んでいただくとして、ざっくり言ってしまえば
自分で作った食べ物を、お金をもらって提供した場合は、全て許可が必要
ってことなんです。
確かに学校のバザーや学園祭等でも許可を取ったり、いろいろ手続きしてますものね。
ハンドメイドはママ起業とリンクしているから
主婦が何かで起業する時、もっともリンクしているのは「ハンドメイド」でしょう。
手芸・裁縫であればハードルは低いものの、料理が得意な方の「手作りの…」パンやお菓子、ジャム等は、みんなに食べてもらいたい、それが収入になれば一層嬉しいものですよね。
ですが、実際に販売となると…
食品を作って販売する場合には、規模に関わらず、作る食品の種類に応じた、保健所の営業許可が必要になることがあります。
食品を作って販売する場合、食品衛生法やJAS法などに基づく表示が必要です。
引用元:東京都福祉保険局
手作り品販売専門のポータルサイト等だと厳しいチェックがあるのですが、ブログ集客している個人サイト等では、その所在を伏せている方が大半です。きちんと許可を取った方はきちんと表示していますが、そうでない方ばかりが目立ちます。
だからこそ「法令遵守」がビジネスチャンス
大半が無許可での販売であるならば、法令遵守がある意味で差別化とも言えます。
きちんとした設備を用意して、営業許可を取り、それを明示して堂々と営業すれば、それだけでお客様からの信頼を得られます。絶対やらなくてはいけないことを、当たり前のようにやる…ただそれだけなのです。
反面、消費者の立場として「お友達だから」「美味しいから」という理由だけで、無許可のものを購入するのは本当に「良いもの」を買っていると言えるのかが、はなはな疑問です。本当に良いものであれば、きちんと許可を取って堂々と販売すればよいのです。
それができない…というのは、ある種消費者への冒涜とも感じます。
食は健康に直結します。場合によっては生命を脅かす場合もあります。
その認識をしっかりと持って、本来やるべきことをやらずに商売している人がいなくなり、真っ当な商いを行う方が損をしないで欲しいと願うばかりです。
補足:
食べ物を扱う場合でも、先生として教える=食品自体は各自で作るなら、この限りではありません。ただ、先生が普段教えているものを販売したり、頼まれて作ってお金を受け取ったらアウト。ご注意くださいね。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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