バイクレースで勝利に欠かせない起業家マインド

週末、マスツーリングに息子と車で参加した帰り道。

絶対にバイクはまた乗ろうと決めつつ、この日が全日本ロードレース選手権（岡山）だったこも思い出すと、自宅にいた夫からの第一声がレース結果で、MFJのサイトを見ると

山口辰也、ヘビーレインを制して今季初優勝！（MFJ SUPERBIKE Official Fan-site）

という見出しが！おめでとうございます！！

2003年、「CBRサーキットチャレンジ」というイベントに参加した際、講師で来ていた山口選手にお会いしたのが初めてで、それ以降応援しているライダーです。

かなり贔屓目ではありますが。

HONDAやYAMAHAといったメーカー直結のファクトリーチームではなく、一個人として立ち上げたチームが国内最高峰レースで頂点に立つ…凄いの一言に尽きます。

他のスポーツならばマラソンの川内優輝選手が、実業団ではなく市民ランナーとして参戦し優秀な成績をあげていますが、それに近いのかもしれません。

山口選手からのFacebookの投稿に

CBRキット車両で勝つことは、今の状況では本当に大変でしたが、諦めず続ければ勝てることを証明できました。

とありますが、諦めずに続けることって難しい…。

あくまでも、山口選手のブログやFacebookでの投稿を10年以上読むファンの所感としては、HONDAワークス時代よりも今の方がバイクが好きでイキイキしているように感じます。いや…実際には年齢も重ねてバイクに乗る以外のご苦労は想像できないほどに多々あるとは思いますが、少なくとも嫌いなことであれば継続はできないですよね。

勝つためには山口選手のレーサーとしての能力は必要不可欠です。その能力を活かしチーム運営を継続させるためには、なんらかの形でマネタイズすることは必須で、アスリートであると同時に経営者の目線・起業家マインドも持ち合わせることが欠かせません。

私がまたバイクに乗る機会を得ても、おそらくサーキットでスポーツ走行はしないと思います。でも、バイクを扱うテクニックに対し、どんなアドバイスを山口選手に受けたかは、自分の記録を探してみるつもりです。

山口選手のFacebookの投稿からは、個人で仕事をしていく上でのヒントや心構えみたいなものを吸収しています。