看板デザインで成功するたったひとつのコツとは
その看板を一瞬見ただけで「行きたい」と興味を持ってもらえるか。
興味を持ってもらうためには「行くことでどんなメリットがあるのか」を簡潔に伝えられるか。
表札とは異なる役割、それが看板のデザイン
お客様が知りたいのは「屋号」ではなく「何をしている場所」なのかを示すのが看板。屋外の目立つところにあり、名称を伝えるよりも広告的な役割があります。対して、ここにあるお店の名称を示すのが表札。実際に訪問する人が手掛かりにします。お客様に限らず、手紙や荷物を配達する時にも必要です。
看板デザインを依頼される時、まず屋号やロゴを目立たせる指示があります。
表札としての役割ではそれも重要ですが、お店の広告も兼ねたものになると異なります。
もし「うさくま堂」という看板があっても、誰も気にしません。気が付いた人ならば、変わった名前だな…くらいで忘れられてしまいます。
でも「集客効果がバッチリ高まる広告デザイン事務所」「自己紹介最強お助けツール、可愛い名刺の専門店」とかだと、それが必要と思っている人には心に残るでしょう。まあ…デザイン事務所に用事がある人は限られるのですが、少なくとも「うさくま堂」より何やってるのかわかるはずです。
ホームページなら「ヘッダーデザイン」、個人で持つなら「名刺」と同じ役割なんです
一時期よくお仕事で依頼があった「アメブロヘッダー」、個人が持つなら「名刺」と同じで、相手に対して何ができるのか、どんなことをやっているのかを端的に伝えるツールで、それの最もリアルで具体的なものが看板です。
うさくま堂の事例では、仙台市の脱毛サロン・フルール様とのお仕事に通じるのですが、ブログヘッダーも看板もデザインを揃え、一貫して「セルフ脱毛1,000円」としています。
ホームページはコピーに修正を加えていますが、屋号よりも金額と何ができるのかが目立っています。
歩行中のみならず、車道からでも目立ちます。
だからこそ、もしムダ毛に悩んでいるならば、次に通った際にお店の名前を検索したり、その場で電話をかけて問い合わせるのも可能です。
あるいは、お店の前に設置してあるリーフレットを持ち帰ります。
その時、看板できちんとサービス内容を伝えているからこそ、一貫性があるリーフレットやホームページがあることで、お客様来店までの受け皿となるのです。
店舗を構えて展開する事業においての広告は、チラシだけつくればいい、ホームページとブログだけやればいい…ではなく、実際お店にある看板まで含めて、広告戦略を練ることが成功の秘訣です。
その場にいる誰もが目にする看板で、お客様へのメリットをしっかりと伝えましょう。