自分で名刺をデザインする時のコツ
パワーポイントで作ってみた名刺です。
Illustrator以外でソフトの使い方のアドバイスはできませんが、自分で名刺デザインするためのコツです。実際お仕事で作る時はこんな感じです。ほんの少し配置を考えるだけで、素人ぽさ軽減!魅力的な名刺になりますよ。
その1:まずは必要な要素を決めよう!
とりあえず名刺に入れたい全ての要素を配置。非常にわかりにくいです。とりあえず住所と電話番号、メールアドレス。
この状態で、誤字脱字や要素の抜けがないかをチェックしましょう。
ここまで適当でなくても、かなりコレに近い状態の名刺をたまに見かけます…が、これからですよ!
その2:外枠を決めて、その中に収めよう
プリンターのズレを考慮して、概ね3mmほど内側に要素を配置。印刷が切れたりしないようにするためです。印刷会社からそのように指示されます。
この段階では、文字は全て左に。でも、まだまだ見辛いですね。
その3:文字の大小を変化させ、余白を作ろう
ロゴ、キャッチコピーでひとまとめ、肩書きと名前でひとまとめ、連絡先でひとまとめ…という感じで、必要な要素ごとに余白を作ります。
まず知って欲しいことを大きく。連絡先は長いこともあり小さくしています。ここでは後の説明で目立たせる「キャッチコピー」重視のため、肩書きは小さく氏名が大きめです。キャッチコピーを入れない場合や、氏名より肩書きを知って欲しい人は、肩書きを大きくしてください。
その4:優先順位を考えよう
人間の目は、左上からものを見る習性があります。だから左上には、いちばん見て欲しいものを配置。
まずロゴを置きたくなりますし、実際そうなっている名刺も多いです。しかし、誰もが知っている企業であればいいですが、そうでないなら無意味と言っても過言ではありません。
認知度の低いロゴよりも、自分の想いをキャッチコピーして入れたほうが有効ですね。
場合によっては自分の名前ですが、今回は写真のようにしました。
その5:少しデザイン要素を加えて、目立つ箇所を作る
キャッチの下を黒いベタ(塗り)にして、文字を白くしました。
この部分だけ目立ちますし、全体がしまりますね。
フォントも全てメイリオのレギュラーという太さでしたが、名前とキャッチの部分のみ同じメイリオでもボールド(太)にしました。メリハリついて見やすいです。
Microsoftに搭載されている標準フォントなら、メイリオが太さ2種類あっていいですね。Macならヒラギノ、3-4種類の太さがありますのでおすすめです。。
そして…フォントは1種類か2種類に絞りましょう。
特に名刺のように小さいサイズならなおさら。ごちゃごちゃします。
この5つをまず考えたら、キレイでわかりやすいレイアウトになるかと思います。
写真や要素がもっと多い場合も手法は同じです。
- パーツとパーツがきちんと揃っている
- パーツの意味を固まりにして余白を取る
- パーツの大小をつけてメリハリを出す。
是非作る時の参考にしてください!
文字サイズについては「名刺で使う文字の読みやすい大きさとは」という記事で、具体的に何ミリ(何ポイント)くらいが適切かを紹介しています。合わせてご覧ください。
おまけ:パワーポイントでの実践動画はこちら(Yahoo lodgeにてプレゼンしたもの)
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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