おしゃれな名刺を目指すハズがなぜかダサくなるデザインとは
目立たせよう、カッコよくしよう、おしゃれにしよう…そう思ってデザインした名刺のハズなのに、なぜかダサく見えてしまう名刺ってありますよね。その共通点は
- 仕事や業種、名刺に書かれている内容とは全く関係のない写真が目立っている
- 背景に柄やグラデーションがかかっているが、それが文字を読みにくくしている
避けるべきポイントは上記2点です。
好きな写真をバーンと入れちゃおう…でも全く仕事とは関係がないと、どう思う?
例えば、その内容がベビーマッサージの先生なのに、趣味がバイクだからロードレースの写真が目立つ名刺。
例えば、有機野菜がウリのレストランなのに、ダイビングが好きだから深海の写真を背景にしているショップカード。
どちらも好きなことだからいいじゃない?と思っているのはあなただけ。
赤ちゃんがいるとバイクはお休みする人が多く遠い位置づけなのに、両方入っているなんて違和感が強すぎますね。また、有機野菜と深海…どちらも自然ではあるけど、畑の写真のほうがしっくりきますよね。
どちらも好きなことで両立させたい…それならば、ベビーマッサージのあたたかくやわらかい印象の仕事名刺と、シャープでかっこいい写真を生かしたプライベート用の名刺を用意し、使い分けたり両方配ったりしたら、むしろ魅力が伝わるものになるでしょう。
ですが、1枚にまとめてしまうとオシャレとは無縁、残念な印象しかなりません。
背景の色や柄に変化があって文字が読みにくいと、どうなる
名刺のデザインは、あくまでも中身のイメージを強調しながらも、書いてあることの読みやすさ(可読性)を邪魔しないことが最重要。それなのに小さくて太い文字で読みにくいところ、背景に変化がありすぎてしまったら読みにくさがアップ。
それこそダサい印象です。
読みにくいものは、正直読みたくありません。読まれないなら覚えてもらえず、そこから問い合わせや仕事につながるとは思えません。
背景処理はよほど計算して行わないと読みにくいだけですので、自分で作ってプリントするなら白無地がよいでしょう。
少しインパクトを与えたいならば、薄い色にするか、濃い色にして白い文字にするか…いづれにせよ、文字の読みやすさに十分に気を配ってください。
仕事につながる名刺でオシャレなデザインとは
やはり仕事につなげるならば、特に凝ったデザインである必要はないので、きちんとした文字で読みやすいデザインであることと、何をする人であるかが伝わる内容であることが、名刺の役割として大切です。
また、受け取った相手がどう思うかを意識します。もし連絡をしてほしいのであれば、読みやすい文字の色や大きさに気をくばるでしょうし、ホームページはURLを書くだけではなく、検索キーワード(もしくはブログタイトル名)やQRコードを入れるでしょう。
先に紹介したダサい例は、受けとた相手がどう感じるかは考えていない、自分本位の考えが出てきたデザインとなります。
NGなデザインは多々あるけれど、まずは使っている写真が仕事内容に合っているか、背景の柄やグラデーションが文字の読みやすさを邪魔していないか、この2点をいますぐ確認しましょう。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
・うさくま堂のサービスはいくら?