チラシデザインのコツ「ターゲットを1つに絞る」それは何故だろう?
まず伝えるべきことが、全く違うからです。
先日デザインしました「ピラティス・「神保町のOL向け」ターゲットと目的が明確なチラシデザイン」を元に考えてみました。
ターゲットはどうやって見つけるのか
都内でピラティス・バレエ講師として活躍している清水沙耶佳様。
ピラティスのターゲットは、美容や健康に意識がある方。女性中心だが、今はプロアスリートもトレーニングに取り入れる等、コアを鍛えてコンディションをアップさせることは、浸透して来たかと思います。
しかし、これではまたまだターゲットは広すぎて、全く絞れていません。
今回作るチラシでは、神保町にある「リファイン 柚木鍼灸マッサージ治療院」という場所で、週2回夜間に行うこと。では、どんな方が治療院に来院するかを考えてみましょう。
日中は近所に住むお年寄りが大半で、夕方以降はサラリーマンがほとんど。男女比は半々。
レッスンは夜であるため、ターゲットを神保町周辺で働く方と想定しました。
さらに、季節柄体型が気になるのは女性、夕方に気兼ねなく外に出られるのは子どもがいない方。
20代〜30代のOLで、美と健康への意識が高く、自分へのご褒美程度はお金の自由度が効く方…とターゲットを固定しました。講師の清水様ご自身もこの属性に当てはまるため、申し込みのハードルも低いことに期待もしています。
ターゲット以外はどうなるのか?
ターゲット以外の方も受け入れ可能ですので、申し込みがあれば対応します。
ただ、チラシでは想定をしていません。
男性なら…「体のコア(芯)からしっかり鍛えてたくましさをささえよう」
年配の方なら…「健康的でイキイキ過ごすには正しい姿勢から」
といった切り口のチラシが必要となってきます。
告知が始まり反応次第ですが、実際には年配の方や男性が多い…となれば、想定したターゲットとのズレがあります。あるいは、OL中心で定着してきたら、男性や年配の方にも来て欲しいと思うかもしれません。
次回もしチラシを制作するのであれば、そのような層にも響く内容に作り変えたらよいのです。
誰に何を伝えるのかを明確にするためのターゲット
ターゲットを決めるのは、チラシで何を呼びかけるのかを決めること。
どんな人が来るのか、性別、年齢、ライフスタイル等、できる限り細かく設定しましょう。そんなたった1人に訴えかけてこそ、強く刺さる人が増えて来るのです。
いろんな人に来て欲しいという思いもわかりますが、その場合はいろんな人に向けて都度チラシを作ってみましょう。
関連記事:チラシのターゲットを決める時は詳細に
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