写真と文字の関係で少しだけ気にしたいこと
被写体の上に「意味もなく」文字を乗せないことです。
※もちろん「どうしようもない」とか「意図的に載せる」とかもアリですし、この写真に違和感は多分ないのですが…
被写体をきれいに見せよう
SNSのアイコンやブログのヘッダー等、写真の上に文字を効果的に入れたい時は多々あります。今はスマホを使っても簡単に手軽に入れられますから、専用ソフトがなくてもカッコいいバナーが作れちゃいますね。
だからこそ、写真の被写体と文字の関係に意識したいもの。
それぞれを美しく見せるには、まずは被写体に文字を載せないように意識してみましょう。
冒頭のミッフィの左横、縦にコピーが入ってますが…
腕にちょっと文字が載るのならば、少し右にズラしてもいいんじゃないか。
余白を文字でバランスよく埋めたらいいんじゃないか。
もちろん、腕の上に文字があることが、何らか意味があるならよいのです。たとえば、勢いある感じや元気な雰囲気を出したい時は、被写体と文字は重なったほうが迫力がアップするでしょう。ですが何も考えずに置いた結果、被写体の上に文字があるならば、ここは一考したいものですね。
オブジェクトを整理して被写体をしっかり見せよう
以前「写真と文字の組み合わせで考えたいチョットしたコツ」という記事でご紹介しましたが、絶対に被写体に文字を載せない…という意味ではありません。でも、闇雲に載せて被写体が目立たなくなるのはできるだけ避けたく、被写体がしっかりと見えるバランスは考えたいものです。
その時に使ったこちらの写真
これだけ要素があったら、どうしても被写体は見えなくなってしまいます。
文字の位置を移動するのはもちろん、縦書きと横書きではどちらが収まりがよいのか、少し文字を小さくしても効果はなくならないのか…制約や決まりごとがないのであれば、写真に合わせて文字をレイアウトして、しっかり見せることも可能です。
それを踏まえて、レイアウトを直したものがこちら。
どんなパジャマなのかがしっかり伝わりますし、頭に文字がかかってないのでスッキリ見えます。
写真と文字を組み合わせる前に、ほんの少しだけ考えてみると、写真が文字によって引き立つことは多々あるのです。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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