写真と文字の組み合わせで考えたいチョットしたコツ
その写真で何を見せたいのかを考えたら、大概文字を物の上には置かないようにします。
※親子でコスプレしてたんです…
写真を撮る時に無意識で考えていること
先に掲載した写真は、保育園のハロウィンパーティーのもの。
ものすごく意識したわけではないけど、ハロウィンの飾りがうまく頭の上に入るように、構図を考えて撮影しています。
これと同様に、写真の上に文字を載せる時は、その写真を邪魔しないよう、むしろ写真が生きてくるようなコピーの配置を考えよう!だけどコピーもインパクトが出せるよう、工夫する必要があります。
通販の事例で考える写真と文字の関係
スーパーの特売チラシや通信販売のチラシやECサイトって、写真の上にゴチャゴチャと文字やらアイコンやら載っていますが、原則として商品に文字はかかっていないのです。
ゴチャゴチャしているように見えて、無駄な余白を作らずうまくレイアウトしているので、デザイナーとしてのテクニックが求められます。
たとえば、ECサイトの画像でパジャマを販売することをイメージしてください。
無意識に上から順番に要素を乗せただけ。
これだと肝心な「パジャマ」に文字がかかってしまい、見えないのでお客様は商品を買うことができません。また、モデルの頭にもコピーがかかっているので、商品とは関係ないとはいえ絵的にスッキリしません。
こんなふうに修正しよう!
少しレイアウトを変えただけで、見せたい商品はちゃんと見えて、無駄な余白も文字で埋められます。
文字要素やアイコンが増えると、そのぶん考え方やテクニックも必要になってきますが、まずは
- 写真に文字を極力乗せない
- 無駄な余白を作らない
バナーを作ったり、ブログやホームページのヘッダーを作ったり、チラシや冊子の表紙をデザインしたりする際、ヒントにしてみてください。
おまけ