名刺のデザインで効果を最大限にあげるために
名刺のデザインに限らずチラシや看板のデザインや、ホームページ等にも言えることなのですが、デザインの効果を最大限にあげるために、行うべきことが1つあります。
それは、第三者に見てもらうことです。
しかも、ターゲットに近い方がベスト。
企業様とのお取引では担当者とのやりとりに、担当者の上長や部門全体で確認することが多々あるのは、担当者と私の1対1では見落としがちなところをチェックする意味もあります。
制作にあたって考慮はしていますが…
うさくま堂でデザインを行う場合、事前のヒアリングをしっかりと行い、ターゲットの好みそうなものを想定しながら、構成もデザインも考え形にしています。
しかしながら、あくまでも私の経験則と資料を調べてのこと。
やはり、実際に作ったものをいろいろな人に見てもらうことをお勧めします。
うさくま堂や他のデザイナーであれば、最初のデザイン案提出の時。
ご自身で作ったのであれば、おおまかなかたちにまとまった時。
意外なところで盲点となっていることに気がついたり、修正点が見えてきたりするものです。また、いくつかのバリエーションを提示した時は、どちらの方向性でいくのが売り上げにつながるのかがわかってくるものです。
見てもらう時に注意すべきことは
単純に好みでも構いませんが、「なぜ、そうするのか」をしっかり聞いてみましょう。
理由付けがなく直感でももちろん良いのですが、そもそものチラシや名刺の目的に沿っているかどうかを確認したいので、あれこれ聞きすぎて逆に迷ってしまっては意味がありません。
いろいろとアドバイスがありすぎて、本来依頼した目的から根本的に外れてしまっては意味がないのです。
名刺の場合は、直感とかパッと見の印象とか好み、本人を表すものですから、第三者の意見よりも自分の思いを優先したほうがいい場合もあります。
逆にチラシの場合は本筋から外れない範囲で、いろいろな感想を聞いて共通する意見があれば、それを参考に修正していくと効果的なチラシになっていくでしょう。
特に、自分の中で何か迷うことがあれば、それはデザインに関わらずに人に聞くことで解決策につながるものです。