自分で作った名刺が野暮ったい時に見直すべきものは
MSゴシックを使っていたら、メイリオに変えてみましょう。
※MSゴシックはディスプレイ表示で最低限の見やすさを考えたものだから、デザインは二の次なのです…
MSゴシックとメイリオの特徴
MSゴシックもメイリオも、どちらもWindowsソフトの標準フォントです。
MSゴシックは昔から使われているフォントで、システム的にも様々な制約を受けていた時から使われています。その目的はただひとつ「ディスプレイ表示で読みやすい設計」に尽きます。
ですから、最低限のシステム構成でも問題なく表示ができ、ディスプレイ上でストレスなく読めることが重要。プリントアウトや印刷は考慮していません。また、フォントのもつデザイン・意匠・雰囲気…たとえば力強さなのかエレガンスなのか、高級感なのかカジュアルなのか。
そういったものは考慮されず、些細な線の太さや曲線の具合にバラツキがあるのです。
メイリオはWindows8で搭載されたフォントで、印刷でも読みやすさを考えた美しいデザインです。メイリオに比べて丸みがあるのですがカジュアルになりすぎず、だけど固すぎず。ちょうどいい感じがあるフォント。
もちろん印刷しても読みやすいから、Windowsのオフィス系ソフトで名刺やチラシを作り、そのまま出力しても満足な仕上がりになるはずです。
メイリオを使うなら太細のメリハリをしっかりつけよう
メイリオには、細めの「Regular」と太めの「Bold」があります。
タイトルや見出しにはBoldを使って目立たせることで気を引き、本文やキャプションにはRegularを使って内容をしっかりと読ませます。太さの種類(ウエイト)は2つだけですが、かなり差がしっかりしているフォントです。
フォントのデザイン的なことは好みもあるでしょう。ですが、MSゴシックの太さは1種類だけですので、これだけでも全く見栄えが違ってくるはずです。
その他、「成功する名刺デザインに必須!無料で使えるおしゃれなフォント5選」という記事で、自作名刺した方におすすめのフリーフォントを紹介しています。ぜひご覧ください。
それでもなかなか上手くいかない時には…
- 文字の大小のバランスを見直す
- 空きのバランス、特に紙の端から3mm程度空ける
- 内容を詰めすぎていないか見直す
- 色をシンプルにまとめるように心がける
このあたりを見直すとうまく収まるレイアウトが見つかるはずです。
それがなかなか難しい…手に負えないと感じた方は、どうぞお気軽にご相談ください!
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