仕事や活動への想いと現実との間にズレがあったらどうするか
高い志を持って起業したり、自分の想いを行動に移してみたところ、現実との間にズレが生じることは多々ありますね。そんな時は、2つのアプローチがあります。
- 自分の思いを大切にして事業を進める
- 現実を把握した上で自分の思いを修正し事業を見直す
※食うか、喰われるか
正解は起業家ひとりひとりの中にある
この二択、どちらが正解というものではない…と思います。
何を目的としているかで変わってくるため。また、それが慈善事業なのか・利益を求めているのかでも、行動は変わってきますよね。芸術分野であれば、その作品が作家志向なのか商業志向なのかでも変わってくるかと思います。
前者であれば、自分の軸をしっかりと持って、やりたいことに突き進めるのです。
後者であれば、状況に合わせてベストな方向へ、その時々で変化しながら進めるのです。
実際にはどう違うのか
結局自分が目指す方向が何なのかと、考えてみたらやるべきことが見えてくるはずです。
自分の思いを大切にして突き進む
周りの状況に流されることなく、自分の意思を貫くことが大切な時もあります。
たとえばアーティストや作家として活動する場合は、作者や作品自体のファンの存在はとてもありがたいもの。
ですが、いわゆる「売れ筋」世間一般的なところから求められていることとズレが生じている場合、そのズレを補正して「売れ筋」と呼ばれるものに、作品や作者の個性が近づいてしまったら、もともとのファンが離れていく場合があります。
自分の思いとは反している上に、これまでのファンも離れてしまう…これは残念な話。
こんな場合は、自分の思いを大切に、とことん突き進むほうが道は拓けます。
しかし、もともとファンがほとんどいない場合、自分の思いを他者目線から見つめ直すことが必要かもしれません。
現実を見つめ直して軌道修正する
自分の意思に反しているのか、どれだけズレるのかはありますが、周囲の反応に合わせて見直していくパターン。
当初の思いとは一見変わってしまうように見えますが、実は行動の本質を考えたら、その周囲が求めていることに答えることこそが、当初の思いを貫くことに繋がるのです。
うさくま堂の場合、お客様の想いをカタチにするデザイナーを目指して、フリーランスになりました。そのため、お客様の指示に沿ったデザインを作り上げることが使命だと考えていました。
だけど、実際にはどう指示を出したらいいのか、何をどう表現したいのか…想いをカタチにできないのです。
ですから、お客様がどうしたいのか…お客様のお客様のことまでを共に考えて、ビジネスパートナーとしてデザインで事業をサポートすることを心がけました。
言葉にするとデッカいことのようですが、単にお客様から言われたことを見た目キレイに整えるだけではなく、もっと本質に目を向けて提案することを求められていると感じます。
利益をだす必要性がどれだけあるかで決まる
事業として行なっている場合は、その活動を通して利益を出す必要があります。特に従業員を雇っていたら、その人件費は必須。個人であっても、その収入が生活費になるのであれば、できるだけ赤字にはならないようおにしたいものです。
そうなった場合は、やはりお客様として商品やサービスを買っていただく必要があります。
買っていただくためには、お客様が何を求めているのかを考える必要があります。
徹底した他者目線と考え、お客様の想いを考え、提供しているサービスや商品をお客様に合わせていきましょう。
それによってお客様の悩みが解決した、喜んでもらえたら、お客様は増えて収入につながる上に、お客様に喜ばれることは収入以上に達成感が高まるのではないでしょうか。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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