マクドナルドCEOカサノバ氏の言葉…フリーランスや全ての経営者に大切なこと
お正月にネットで見かけて気になったのは、マクドナルドCEOの言葉
「私たちが成功するためには、まず社員たちが満足しなければなりません。当然のことですよね」
※給料や報酬、適切な休暇がないのに働くのは、メンタルが正常ではないかと…
学生バイトしていたマクドナルドの話
藤田田氏がまだCEOだった日本マクドナルド、うさくま堂も学生の頃アルバイトしていました。
そんなマクドナルドの話「大赤字なのに社員の基本給アップ「企業が成功するには、まず社員が満足しなければならない」マクドナルドCEOの発言が話題に」というキャリコネニュースの記事が気になります。
今はできるだけファストフードは避けたい反面、お昼を手軽に済ませたい時の救世主でもあるマクドナルド。CEOが元アップルの原田氏からカサノバ氏に変わったあたりで利用する機会が増え、私にとっては身近な企業です。
学生バイト時代はそこそこ時給も良く、放課後の部活動のようなノリは楽しかったです。それでも、最小人数でお店を回す仕組みや、バイト同士のトレーニングシステム等、今思い返せば効率化を凝縮した手法は中小企業が参考にできる要素は多々あるかと思います。
ものすごくシステマチックでありながらも、人と人とのつながりを大切にする会社だと思います。いや…店舗差があるかもしれませんが、ヘルプで他のお店に行っても、同じような団結力がありました。
従業員を大事にできない会社に未来はない
これから仕事がコンピュータに取って代わられると言われる今日この頃、だからこそ従業員を大切にできない会社に未来はありません。
中小企業ならなおさら。
今いるお客様に最高のサービスをするためには、今一緒に働いている従業員が誇りを持って働けてる状態を作ること、この循環が利益を生み出すのです。
誇りを持って働いている従業員は、お客様に最高のサービスを提供する→お客様は価格以上に満足する→その時に口コミが生まれたり、リピートする→従業員はさらにサービス向上につとめる→リピートまたは口コミで来たお客様の満足度はさらに高くなる…これを繰り返していたら、利益はおのづと付いてくるのですから。
これが逆の循環だと…給与も休みも満足に得られていない→生活に不安があるから目の前の仕事に集中できない→モチベーションが下がりサービスが低下・ミスもおきやすい→お客様も満足しない→足が遠のいたり悪い評判が広がる→会社の利益が増えない→従業員へ支払う給与がさらに減る…と、負の連鎖となるのです。
個人なら単価を無理に下げたり友達価格や値引きに応じないこと
個人事業でも同様なことが起こります。
適正な仕事量と適正な料金であれば、ストレスなく仕事に集中できる→よりお客様に喜んでもらえるよう全力で対応→お客様の満足度があがりリピート・口コミで評判が上がる→自己肯定感が上がりさらにサービス向上につとめる→リピート・紹介で来たお客様の満足度はさらに…と、中小企業と同じ状態になるはずです。
逆に、無理な値下げや友達値引きに応じていたら、それはストレスとなり、質が落ちるでしょう。もともと値下げして収入は減っているのに、質まで落ちれば仕事が来なくなり、負の連鎖から抜けられません。
だからと言って簡単に値上げすればいいものではありません。そこをしっかりと見極めるのは大切です。自分にとって納得のいく価格であり、お客様にとっても適正な価格で提供すれば、おのづと利益は上がります。
従業員の代わりならいくらでもいる通り、従業員にとって勤務先の代わりはいくらでもあります。勤務先がなければ、自分で仕事を作り出してもいいんです。インターネット、特にSNSのおかげで個人の発信力が強くなり、今までよりも容易に起業ができるようになりました。
だからこそ、志も弱いままで、カッコつけたいだけで起業して、従業員を雇うものの…仕事がなくて給与を払えないのに休みも与えない、ひどい会社の存在も否めません。
そうかと思えば、スマホだけで月収7桁なんてメッセージも、相変わらずよく届きます。
デザイナーは昔からフリーランスで行う人が多い職種ですので、今はいろいろな仕事があるなと驚いていますが、健全なビジネスはいつの時代も規模の大小を問わずも「等価交換」だなと、カサノバ氏の発言から感じられました。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
・うさくま堂のサービスはいくら?