起業家セミナーで学べなかったフリーランスの重要事項
起業家セミナーで何も学ぶことがなかった…なんて時は、同じ受講仲間から何かを学べることが多々あります。
仲間から学んだことは、「連絡と確認の迅速度」の重要性。それを実行するのは「思いやり」の心からなのです。
今更的なことを身をもって学んだ機会は、何も得られない企業セミナーで出会った仲間からでした。
素晴らしい受講仲間がいるかもしれない
「講師がダメすぎて損した」そんなセミナーも世の中にはごまんとあります。むしろ全うなところが少ないんじゃないだろうか…。
講師自身に何か実績があるのか、学び抜いたことから確立した教えがあるのか。何もないのに、自身が起業家になりたくて起業家相手の商売やってることも多々あるのです。
自分と同様、そんなセミナーに騙されてやってくる仲間も、弱い自分や講師と大差ないだろう…
そうバイアスかけて色眼鏡でいてはいけません。
パッとしないところはまだないかもしれない。だけど、自分にはないもの・優れている何かを持った素晴らしい人々が集まっている可能性があるのです。
受講仲間から学んだことは「思いやり」
うさくま堂が扱うデザインの多くは、主に起業家さんの事業に専門分野の知識を持ってお手伝いできることです。名刺やチラシ、ホームページの開設を通じ、事業を理解しビジネスパートナー的存在でありたいと思っています。
ですから、起業塾等で知り合った方と、そのままお仕事に結びつくことが多々あります。
そんな中、日本を代表する企業のトップセールスマンと知り合い、お仕事する機会がありました。
嬉しい評価をいただいたことで、何度かお仕事の依頼を受けました。しかし、些細な連絡の相違とすれ違いから相手を怒らせてしまい、お仕事の話がひとつなくなりました。
相手が悪いわけでも私が全て悪いわけでもありません。先方の連絡待ちの状態でしたが、相手も私からの連絡を待っていたという状況。ですが、立場としては私が仕事の依頼を受けている側。ビジネスパートナーを目指すのであれば、失礼のない程度にこちらから連絡を取り、迅速に確認をする必要があるのでした。
その行動の原点となるものが「思いやり」なのです。
言い訳をしようと思えば、少々苦手な分野だったとか、進行中の仕事が多数あったとか、確認待ちの状態で連絡していいのか躊躇したとか…でも、そんなことはお客様にとっては全く関係のない話で、私からの連絡が遅れたというのが事実でした。
実践がいちばんの学び
いつ何時なにが起こるかわかりませんし、その時々で対応は変わりますが、フリーランスが仕事をする上で…特にネットを介してのやりとりが主で、リアルで顔を合わせることよりも多い場合は特に、迅速な連絡としつこいくらい密接なやりとりが大切。
具体的に私の何が悪かったのかを指摘されているメールは残っており、時折読み返し、忙しくてパニックになりそうな時こそ、落ち着いて連絡事項や確認事項にヌケや漏れがないかを注意します。
本当は、起業家マインド云々とか、志を持って行っていることは何かとか、そんな抽象的なことではなく、ビジネスで大切なこと…実際の行動で注意することや考えるべきことは、実践がいちばん学べる場となります。
仮に優秀な講師であれども、実践にはかなわないことが多々あるのです。
私が大企業のトップセールスマンと知り合う機会は早々ありませんし、薄い言葉かもしれないけど「出会いに感謝」というのは、どんなにひどいセミナーにもあり得るかもしれません。
ひどいセミナーで出会った友人に「すべてのことには意味がある」と言われたことがあります。
そのセミナー自体はひどいもので何もないかもしれません。ですが、それすらにも意味があり、すぐに明確な答えはでなくても、あとから気付いたり学びに昇華することもあるので、しっかりと本質を見極めることが大切ですし、「思いやり」のかたちのひとつとも思える考え方です。
もしかしたら慰めにもならないことですが、全くもってどうしようもない起業家セミナーから、かけがえのない仲間を得たのはありがたい話ではないか、そんなことを思いました。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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