名刺交換してもすぐに捨てられてしまう名刺の特徴を考えよう
キングコング西野亮廣氏が「キンコン西野「名刺いらない。貰っても、すぐに捨てる」」という記事をブログで書いていました。
それでは、捨てられない名刺は何か…を考えてみましたが、自己満足にすぎないものなんじゃないかと。
※昨年使っていた名刺。いろいろ試してみるんだな。
実はここ最近は名刺の管理が面倒になってきた
名刺を作る仕事をしておいてなんですが…実は最近、名刺をきちんと管理することが面倒になってきました。
仙台に住んでいた頃までは、いただいた名刺は全てファイリング。きちんと管理をしてたんです。それが、東京に引っ越し、何らかの交流会に参加する機会が増え名刺交換する機会が増え、整理整頓が苦手な私はもらった名刺も放置気味なのです。
となると、西野氏が書かれている通り、名刺は不要なんです。
同時に、大勢の初対面の方とお話をしても、全員の顔と名前が覚えられません。そうなると、Facebook等はその場でつながった人とは交流が続きますが、そうでない方とはそれきりになります。
この時、名刺を見返すことはまずないのですが、名刺交換をしたことを思い出し、キーワードや共通の友人から探して、Facebookのお友達申請をすることは多々あるのです。
確かにこんな名刺だったら…まず見ないのではないか
捨てる捨てない以前の問題で、そもそも記憶に残らない名刺だと、損をしてしまいます。もし、1対1もしくは数人であれば問題ないのです。大勢が集まる交流会では、西野氏がおっしゃるとおりファーストコンタクトは大切なのはわかりますが、さらにそれをサポートするのが名刺だと思っています。
自分本位で受け取るほうの気持ちを1mmも考えていない名刺は、見てももらえない名刺となるでしょう。
その1:シンプルでかっこいいデザインだが、名前と連絡先のみ
仕事柄、デザインがかっこいいものには惹かれます。私に限らず大抵の人はそうかと思います。ですが、それは「名刺のデザイン」がかっこよくて記憶に残るだけで、それを渡した人については記憶に残らない場合ことってありませんか?連絡をしようとしても、そもそもどんな人だっけ?となると、なかなか連絡もできません。
デザインだけにこだわったものは、結局相手のことを考えていない、自分本位のツールとなってしまうのです。西野さんの記事にもありましたが、だいたいHPのURLだけ載っていても面倒だから入力しませんよ。ブログタイトルからの検索かQRコード。でも、それすら行なってもらえないことが多々あるのが現実。
また、写真が入っていたり活動内容がわかるキャッチコピーが入っていたら、アプローチもしやすいですよね。SNSアイコンと同じ写真が名刺にも入っていたら、共通の友達からも連絡ができます。
もちろん、名刺の目的や社会的ポジションによって、名刺で見せるべきことは個々で変わりますので、必ずしも肩書きを大事にとか名前を目立つようにとか、一概には言えませんのでご注意ください。
関連記事:名刺のデザインは名前と肩書どちらが大きいのが正解なのか
その2:情報は盛りだくさんだけど、ごちゃごちゃして読みにくい
その名刺をよく読むと、興味ある活動や情報が入っているのですが、狭い紙面に欲張って文字をぎっしり詰めたような名刺に、まず目を通そうとするでしょうか?
そもそも、読む気が失せてしまいます。
読みやすさを無視して、自分のことを押しまくり。読む方の思いを無視して詰め込むなんて…。
文字の大きさは適切か、効果的に見出しが入っているか、適宜改行がされているか、行頭(行の先頭)の文字は揃っているか。これらを戦略的に考えて、名刺の中にメリハリをつけ、みんなに読んでほしいものと、興味を持ってくれた人への情報と、導線をきちんと考えてみましょう。
とにかく知ってほしい情報を詰め込んだら読んでくれるというのは、名刺を渡す側の勝手な思い込みです。内容がよくても、あまりにもデザインがダサすぎてしまうと、内容より先にセンスが疑われてしまいます。客観的にその名刺はどう思われるかを考えて、効果的な名刺のデザインを行いましょう。
関連記事:
・名刺で使う文字の読みやすい大きさとは
・名刺デザインをおしゃれに見せる背景や色の扱いとは
自己紹介をサポートする名刺と記憶に残らない名刺、違いは大きいのです。だったら、西野氏のような考えの方にも、捨てられにくい名刺はどんなものかを考えていきたいものです。
そんな時の強い味方・小冊子(セルフマガジン)の落とし穴
チラシほど広告宣伝っぽい要素はなく、名刺よりも情報をしっかり載せられるツールとして、小冊子(8ページ中綴じ以上の冊子・セルフマガジン)や、折リーフレットがあります。
冊子にすると、まず驚かれます。個人であってもしっかり作ると印象に残り、差し入れ不要で受け取らず名刺すら捨ててしまうキングコング西野氏も「「差し入れを渡す」という愛の無い行為について。」という記事の中で
一般の方からの『差し入れ』は本当に迷惑なので、本当に辞めていただきたいが、一方で、
「これ、作ったので聴いてください」
と渡されるCDや、
「これ、書いたので読んでください」
と渡される本、
その他、『自分プレゼン』の為の作品は全て受けとる。
たとえ荷物になろうが、オランダでもメキシコでも、どこまででも持っていく。
と書いていらっしゃいます。
西野氏の意見が全てではありませんが、創作物として活動のプレゼンテーションである小冊子であれば、名刺やチラシより見てもらえる可能性はグッとあがります。
もちろん、この冊子もただ作っただけではダメで、内容的にもデザイン的にも飽きずに相手を読ませる工夫は大切です。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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