不安を煽る広告では商品が売れない時代の対策とは

不安を煽ることで、その解決策として商品やサービスを紹介する方法が、広告の手法として流行らなくなりました。

これは、SNSの普及もひとつあるのではないか…とうさくま堂は考えています。

※そんな広告って不愉快じゃないですか

悩みを解決する手段として不安を煽るのは王道だった

ビジネスの原理原則は「等価交換」なのですが、何と交換するか…と考えた時、お客様が持っている「悩み」「不安」や、困っていることを解決・解消させることが基本です。

化粧品を買うなら、シミやシワが少しでも改善して欲しいとか。痩せたいという思いから、ダイエット食品を購入したりエステやジムに通うのです。

だから、その悩みや不安を誇張し煽ることで、その商品やサービスが欠かせないもののように感じさせます。

大概は「今痩せないと健康に害があるよ」「シミやシワが増えたら一気に老けて見えますよ」なんて感じ。書かれていることは正論かもしれません。

ですが、不安を煽るような広告を見て、気分はよいでしょうか?

最近の傾向は商品やサービスによって得られるメリット重視

同じ商品やサービスでも、悩みを煽って不安にさせるのではなく、それらを解消することによって得られるメリット「こんな幸せなことが待っている」ということにフォーカスするようになりました。

もちろん、人の悩みが時代でそう変わる訳ではないのですが。

「太ったままだとモテない」ではなく「痩せてキレイになろう」とか、「太っていると病気しがち」ではなく「痩せてアクティブになろう」みたいな感じでしょうか。その商品を買わなかったデメリットではなく、商品を使った先のメリットが優先されるのです。

当たり前といえばそうなのですが、かなり不安を煽る傾向は、決して少なくなかったのです。

インターネットやSNSの時代で変わった広告のあり方

インターネットが普及し情報を得やすくなってから、その広告の情報の真偽が自分で探しやすくなりました。さらにSNSが普及することで、個人の発信力が高まり口コミでの広がりを見せています。また、飲食店なら「食べログ」、化粧品なら「@コスメ」その他通販で売られているものや書籍のレビューが、購入動機に大きな影響を与えます。

その中で、やはりデメリットや不安を煽るような投稿は、好まれずに拒否されます。

過剰に煽ったところで、結局は見破られてしまうのです。

それよりも、商品やサービスによって得られるメリット「どんな効果があるのか」を丁寧につたえ、それを裏付ける商品やサービスの良さを伝えた方が、お客様候補の心に刺さるのではないでしょうか。

正論で他人を傷つけないためには」という記事に書いた通り、SNSの発信であっても、それがたとえ正論であっても、不安を煽るようなことがある先には、拒絶されることだけです。それよりも、どうしたら「良くなるのか」を知ってもらい、相手に寄り添えるほうがお互いに気持ちよくいられるのではないでしょうか。



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