名刺やチラシのデザイン・3つのコツと参考事例で差をつけろ
デザイン作成で注意すべきことは…
- 大小のメリハリをつける
- 要素を揃える
- 余白をバランス良くつくる
コツはこの3つに絞られます。
うさくま堂の仕事から、それぞれの事例を参考に解説します。
大小のメリハリをつける
見出しや見せたいものは大きく、じっくり読んで欲しい情報は小さく。文字であれば太い文字か細い文字か…も重要です。
この差が大きければ大きいほど、見る人の目には飛び込んできます。
参考にしたのは、ヨガ教室のチラシ。ゴールは新規受講生の獲得ですが「新規受講生募集」だけでは誰も見てはくれません。そこで、お客様にとってヨガを行うとどんないいことがあるのかを3という数字を元にご紹介→オータムキャンペーン実施中という流れをまず作ったのです。
その中で…
- キャッチコピーが最も大きく、サブコピーは小さく。見出しは大きく、本文は小さく細く。
- キャッチコピーの色はピンク系で目立たせ、見出しは差し色にグリーン系に絞り色数をまとめる。
シルエットのイラストを大きく、写真3点は小さく配置。ヨガのポーズで「何のチラシか」を一瞬でわかるようにし、小さいながらも教室の様子が分かるカットがコピーに合わせて入っています。
要素を揃える
基本はまず左揃え。そこから、アクセントをつけるところ・目立たせたいところだけを少し変えてみたり、全体をセンターにしたり、右に寄せたり、ベストな位置を探ります。
参考にしたのは、ダイエットアドバイザーのモデルさんのようなスタイルを生かした名刺デザイン。要素を左に揃えつつも、ポイント的に中央に寄せ、テキストは全て左右を揃えてから、レイアウトのバランスを取っていきます。
- 最初のレイアウトは全て左揃えにして、要素を全て入れてから調整
- 右側に写真を配置し左側にシルエットを配置、名前はセンターに入れてバランス調整
それを行ったからこそ、より目立たせたいところは中央へ、少し斜めに…といったデザイン的な変化が生きてくるのです。いきなり行っては、全体に統一感がなくグチャグチャになってしまいます。
余白をバランスよく作る
入れる要素をグループごとにまとめ、均等に余白を作ります。
均等に作ったあと、メリハリをつけるために余白の大小をバランス取りながら調整。
参考にしたのは、女性支援サロンの名刺。
ほぼ均等に余白を作りましたが、コピーの字切れに合わせて余白を意図的に大きくし、ただ空いているだけでは無駄ですので、サロンのイメージにあった写真(地紋)を入れてバランスを整えています。
- 左に揃えたところから、上下に均等に余白を作る
- 一部を右に揃えて動きを出し、大きな余白にはアクセントとなるデザインを施す
シンプルだけど単調ではない、余白が心地よい動きのあるレイアウトになりました。
おもて面には動きがありますが、裏面は情報も多いため均等の余白。文字揃えも左右きちんと取っているのでスッキリ見えます。
この3つが決まる秘訣とは…
どんなにデザインの基本を心がけても、どうにもならないことがあります。
それは、紙面に対しての情報が多すぎる時。
多い情報を整理して読みやすくまとめるのがデザイナーの仕事でもありますが、やはり限られた面積で効率よく伝えるためには、情報の取捨選択は大切です。
特に、デザインの仕事をしていない方が作る場合、情報は少ない方が「伝わる宣伝ツール」をデザインしやすいです。
- 本当に自分が伝えたいことは何か
- 本当にお客様が望むことは何か
この2つをしっかりと考え交わるところに集約させることで、単なる自己満足には終わらない相手にも伝わる内容になり、デザインもシンプルになっていくのです。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
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