チラシを作る時に必要な「普通」の感覚を磨くコツ
固定的で相手に伝わるカッコイイ広告を作りたい!!!
そう思ったならば、絶対に必要な考え方があります。それは「普通」の感覚を磨くこと。
※ミッフィーは「かわいい」でもこの写真は「こわい」…みたいな
そもそも「普通」ってなんなのさ
置かれている環境においての多数派…ではないでしょうか。
うさくま堂個人は普遍的なものですが、置かれている環境で「普通」なのか「個性的」なのかが異なります。
高校卒業後の私は、桑沢デザイン研究所に進学、空いた時間は都心部のマクドナルドでアルバイトをしていました。わりと真面目に課題をこなしながら、学校が忙しい合間でバイトをガンガンする毎日です。
成績は特別良いワケでもなく落ちこぼれてもなく。目立つことといえば、一時期は髪型をドレッドにしたけど、それくらいはザラ。だからよく「普通だよね」と言われました。
さて、時を同じくして所属していたのは「マクドナルド」。幅広い世代がアルバイトしていましたが、同世代の大学生や専門学校生が多かったです。ですが美術関係の学校は私だけで、専門分野ではなく一般の大学に通う方が大半です。すると…いろいろな方から言われるのは「変わってるよね」「個性的だよね」でした。
以前「モテ女子を目指すならバイクに乗るといい」という記事を書いていますが、これも「バイクが好きな集団」においてバイクをよく知っている(普通の感覚)を持ちながらも、少数派(女性である)から目立つということが関係しているのです。
多数派に支持されることで広がるのが広告
まずは普通を理解することが大切。
とあるグループの中で「少数派」と言われるものは、とても目立ちますよね。
この画像なら、たくさんのダルマの中にいるミッフィー、目立ちます。
だけど、このグループの中において何かを広めようと思った時、目立っているミッフィーに支持されることよりも、ダルマに支持されることのほうが「より効果的に伝わる・広がる」ということです。
ですから「普通」という感覚を認識し、その「普通」の感覚に刺さる表現をして、それが「個性的」であれば目立ってくるのです。
まず、普通を理解しようとしないで、個性ばかりに目を向けていたら、目立つけど伝わりません。
普通の感覚を磨くために決めておくこと
やはり、その広告の目的は何か、ターゲットは誰なのかを明確にすることです。
フォントの選び方も、女性なら明朝系の細いものが好まれ、男性ならゴシック系の太く力強いものが連想されます。春ならば桜・ピンク、秋ならば紅葉・茶色…といった色合いがあります。
このような一般的な感覚は、ターゲットが明確になっている雑誌や専門誌、日頃からチラシやパンフレットを見ておくと、何が大切なのかが分かっています。
この世代でコレに興味を持つ人たちは、きっとこうするだろう…みたいなシミュレーションを行いましょう。
そこを外さない中で、どのような表現で何を伝えたらよいのかを企画の段階から考えていくと、しっかりと伝わる広告ができあがり、中身の企画自体も成功するはずです。
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・この記事を書いた竹村由佳ってどんな人?
・うさくま堂のサービスはいくら?